2019/04/15

『ダウンサイズ』

Downsizing 2017年、米。マット・デイモン主演。アマゾンの紹介文。

人口が増え続け、住みづらくなってしまった地球。科学の進化によって、なんと人間を1/14に縮小する技術が発見された。ネブラスカ州オマハに住む、いたって平凡な夫婦、ポール(マット・デイモン)と妻オードリー(クリステン・ウィグ)。低収入でストレスの多い日々を送る二人は、大金持ちで、大豪邸に住めるダウンサイズされた世界に希望を抱き、13cmになる決意をする。しかし、ミニチュア化したポールに待ち受けるのは予想外の人生だった・・・。(引用終わり)

ダウンサイズされた人間と元サイズの人間との生存競争がテーマかと思いきや、途中からは縮小された人間のコミュニティ内での出来事だけが続き、ちょっと肩透かしを喰らった。現代社会への風刺や、地球規模の危機への対応などが主要テーマで、そこにラブロマンスも絡んでという展開なのだが、いかんせん焦点がボヤけてしまい、中途半端な印象は否めない。前半の人間縮小のプロセスがとてもリアルで面白かっただけに残念だ。

しかし、「ジェイソン・ボーン」シリーズでの不死身ぶりから打って変わった、マット・デイモンのダメ男ぶりがまた板についていて、随所で笑いを誘う。ベトナム人女性に振り回された挙句、彼女と同じユニフォームに身を包んだシーンは噴き出してしまった。また、帰宅したポールに向かって彼の母が、「人を縮めたり 火星に行けるくせに 私の病気は治せない」と愚痴をこぼしているが、これは『オデッセイ』を踏まえたセリフだろう。

4月13日 LSD20キロ
4月15日 ジョグ10キロ

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2019/04/12

『羊と鋼の森』

Hituji 2018年、製作委員会。東宝配給。KINENOTE の紹介文。

北海道の田舎で育った外村直樹(山﨑賢人)は、高校でピアノの調律師・板鳥宗一郎(三浦友和)と出会う。彼の調律したピアノの音に生まれ故郷と同じ“森の匂い”を感じた外村は、調律の仕事に魅せられ、その世界で生きていこうと決意。専門学校に通ったのち、板鳥のいる楽器店で調律師として働き始める。いちばん年齢が近く兄のような存在である先輩・柳(鈴木亮平)に付きながら、調律師としての道を歩み始めた外村は、ある日、高校生姉妹、和音(上白石萌音)と由仁(上白石萌歌)に出会う。柳の調律したピアノを二人が弾くと、和音の音は端正で艶やかな音を奏で、由仁は明るく弾むような音色になるのだった。ときに迷い、悩みながらも、ピアノに関わる多くの人に支えられ、外村は調律師として人として逞しく成長していく……。(引用終わり)

本屋大賞を受賞した宮下奈都の同名小説を映画化。三浦しをん原作の『舟を編む』と同様、一般にはあまり知られていない職業に着目し、その仕事内容と苦労、やりがいなどを丁寧に描いた作品だけれど、どうしても地味な内容にならざるを得ないし、ストーリー的にも大きな盛り上がりはない。しかし、北海道の自然の美しい映像に加え、ピアノと自然音をうまくミックスした音声との相乗効果で、一篇の叙事詩を読むような美しく音楽的な作品に仕上がっている。

弦楽器であればボウイング、管楽器であればアンブシュアやリードなど、奏者自らの修練や工夫次第で楽器の音色はいくらでも変化するけれど、考えてみればピアノなど鍵盤楽器においては、奏者のタッチによる強弱やアタック(音の出だし)の変化はあるにせよ、楽器の音色そのものや響き方まではコントロールできないのだ。

その重要な部分を担っているのがピアノ調律師なのだ。長年クラシック音楽を聴いてきた自分だが、お恥ずかしながらピアノの調律師とは、楽器の音程のチューニングをする人のことだと思っていた。それももちろんあるが、打鍵メカニズムを調整する「整調」や、音色を調整する「整音」も、その仕事の重要な一部なのだ。

オーディオのグレードアップでピアノの音もより深く味わえるようになり、このところピアノ音楽への関心がにわかに強まっているが、そのウラには目に見えない調律師の仕事があるわけだ。映像での表現には限界があるけれど、本作を通じてその苦労の一端を窺い知ることは出来た。

4月11日 ジョグ10キロ

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2019/04/09

『ヴィジット』

Visit 2015年、米。M.ナイト・シャマラン監督。アマゾンの紹介文。

休暇を利用して祖父母の待つペンシルバニア州メイソンビルへと出発した姉弟。都会の喧騒から離れて、田舎での楽しい一週間を過ごす予定だった――その時までは。優しい祖父と、料理上手な祖母。しかし出会えた喜びも束の間、就寝時、完璧な時間を過ごすためと、奇妙な「3つの約束」“楽しい時間を過ごすこと” “好きなものは遠慮なく食べること” “夜9時半以降は部屋から絶対に出ないこと” が伝えられる。
この家は、何かがおかしい。夜9時半を過ぎ、異様な気配で目が覚める二人。部屋の外から聞こえるただ事ではない物音に恐怖を覚えた彼らは、絶対に開けてはいけないと言われた部屋のドアを開けてしまう。そこで二人が目にしたものとは――?(引用終わり)

予告篇の最後でシャマラン監督が「あなたは既にダマされている」と挑発しているが、上記紹介文からして既に観客を騙していると言わざるを得ない。まず、「3つの約束」の前2つは映画には登場しない。そちらは大して意味がないが、もうひとつ、もっと重要なことを敢えて伏せて書かれているのだ。

途中、そのことに気づかされるヒントは与えられているが、自分の場合は見逃してしまい、結果見事に騙されてしまった。種明かしをすればまあ納得のゆくストーリーだけれど、「ね、驚いたでしょ」と得意げに話を締めくくるいたずらっ子が、そのまま成人したようなシャマラン節は相変わらずだ。

全体は映画好きの姉が手持ちカメラで記録映画を製作する過程を追う「劇中劇」の構造になっている。両親の離婚のせいでそれぞれ心に傷を負った姉弟が、今回の事件の記録を通じてそれを克服し、前向きに生きていけるようになる今後が暗示されている。

また、結婚に反対されて実家を飛び出して以来、一切連絡を絶っていた彼らの母も、ついに「許し」を得ることが出来た。本物の「万能薬」を得ることになる「もうひとつのエンディング」の方が、ベタながら説得力があったような気がする。

4月7、9日 ジョグ10キロ

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2019/04/03

『デビル』

Devil 2010年、米。M.ナイト・シャマラン原案、製作。ジョン・エリック・ドゥードル監督。シネマトゥデイの紹介文。

高層ビルで男が墜落死し、現場に急行した刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に違和感を感じつつも、状況から自殺と判断する。ちょうどそのころ、同じビルのエレベーターが突然停止し、閉じ込められた5人の男女が、照明が消えるごとに1人ずつ無残な死を遂げるという奇怪な事態が起きていた。(引用終わり)

ナイト・シャマランの原案を有望な若手が映画化する「ザ・ナイト・クロニクルズ・プロジェクト」の第1弾だそうだ。特典映像に顔を出している監督はかなり若いが、シャマランの支援はあるにせよ相当な腕の持ち主と思われる。

内容はエレベーターという密室を舞台に進行するホラーサスペンスであり、最後は宗教的ないしオカルト的要素を強くしつつ、想像もつかない結末が用意されている。若手にメガホンを持たせても、そこはさすがにシャマラン映画ならではである。

冒頭に聖書の引用があり、また結末もキリスト教に馴染みのない人間にはスンナリ腑に落ちないけれど、純粋にホラーサスペンスものとして楽しめる作品だ。80分の短い尺に纏めたのも良かったのだろう。「プロジェクト」はこれまた3部作らしいので続篇に期待したい。

4月1、3日 ジョグ10キロ

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2019/03/31

『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』

Okan 2007年、製作委員会。松岡錠司監督。オダギリジョー、樹木希林、松たか子ほか。映画.com の紹介文。

1960年代、オトンに愛想を尽かしたオカンは幼いボクを連れ、小倉から筑豊の実家に戻ると、妹の小料理屋を手伝いながら女手一つでボクを育てた。1970年代、15歳となったボクは大分の美術高校に入学、オカンを小さな町に残し下宿生活を始めた。1980年代、ボクは美大生となり憧れの東京にやって来るが、仕送りしてくれるオカンに申し訳ないと思いながらも学校へもろくに行かず自堕落な日々を送ってしまう。留年の末どうにか卒業したものの、その後も相変わらずフラフラした生活を送るボクだったが…。(引用終わり)

リリー・フランキーの自伝的要素の強い同名小説を映画化。若い頃さんざん母親に迷惑をかけた息子が、母親の最期を前に一生分の親孝行をする。その姿を見て、これも妻をさんざんな目に遭わせてきたオトンまでもが、静かにその最期を看取ることになる。

自身、癌のため昨年死去した樹木希林が、抗癌剤の副作用に苦しむシーンは胸が詰まった。そう言えば、彼女も夫内田裕也と長年別居していたのだった。二人の娘内田也哉子がオカンの若い頃を演じていて、もう本当に本人の若い頃としか思えない。

脚本は松尾スズキ。また、寺島進、小泉今日子、仲村トオル、板尾創路、六角精児、宮﨑あおい、柄本明といった有名俳優陣がチョイ役で続々と登場するのには驚いた。

3月30日 ジョグ10キロ
月間走行  164キロ

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2019/03/22

『スプリット』

Splitdvd_1 2017年、米。M.ナイト・シャマラン監督。ジェームズ・マカヴォイ主演。アマゾンの紹介文。

友人のバースデーパーティ帰り、車に乗った3人の女子高生。見知らぬ男が乗り込んできて、3人は眠らされ拉致監禁される。目を覚ますとそこは密室…彼女たちはその後、信じがたい事実を知る。ドアを開けて入ってきた男はさっきとは違う異様な雰囲気で、姿を現す度に異なる人物に変わっていた―なんと彼には23もの人格が宿っていたのだ! そして、さらに恐るべき24番目の人格が誕生すると、彼女たちは恐怖のどん底に。3人VS<23+1>人格。果たして、3人は無事に脱出できるのか!?(引用終わり)

シャマラン監督作品は出世作となった『シックス・センス』以来、大半の作品を観てきたが、『エアベンダー』で大コケして以来ご無沙汰だった。緻密なカメラワークや重厚な音楽により、彼独特の作品世界を作り上げている割には、肝心のストーリー設定が常人離れしているというか、肩透かしを喰らう場合が結構多いのだ。そこがシャマランのシャマランたるゆえんかもしれないが。

本作は解離性同一性障害(DID)で治療中の男が、ある時は潔癖症の男、ある時は女性、またある時は9歳の子供という具合に、登場するたびに人格を変え、誘拐した3人の女子高生の前に現れるという、一種のサイコサスペンスものである。主演のマカヴォイがとても同一人物とは思えないくらい、それぞれの人格を演じ分けているのに驚くが、それらの人格の元であるケヴィン本人も、そしてヒロインである女子高生の一人ケイシーも、過去に癒しがたい心の傷を負っていることが次第に明らかになっていく。

24番目の人格ビーストが登場してからはホラー映画の趣となり、最後は意外な結末が待ち構えているのはシャマラン作品の常道だが、実は本作は彼の過去のある作品とともに、今年1月公開の『ミスター・ガラス』に収斂していき、全体で三部作の構成となっていることが判明する。当地での劇場公開は既に終了しているので、DVD化されたら観てみようかな。というわけで、またシャマランの術中に嵌ってしまいそうだ。(笑)

3月20日 ジョグ8キロ
3月22日 ジョグ10キロ

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2019/03/13

『幼な子われらに生まれ』

Osanago2017年、製作委員会。三島有紀子監督。公式サイトの紹介文。

バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン、田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。
実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言―「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会わせる決心をするが・・・。(引用終わり)

重松清の同名小説を映画化。主人公と目される信をはじめ、妻・奈苗も、その元夫・沢田も、信の元妻・友佳も、いわゆる「理想的な」夫や妻ではない。そんな彼らのせいで「つぎはぎだらけ」の家庭で育つことになった子供たちこそ、この映画の本当の主人公なのかもしれない。

「本当のパパ」に会いたがっていた長女との確執は、一見落ち着いたようでありながら、実は最後まで解消されていない。そんな中で信と奈苗の間に出来た赤ちゃんが生まれる。その瞬間の信の表情をアップで映したまま映像は静止し、いかにも消化不良のままで本作は終わっている。

この家族はこれから先どうなるのか。家族とはいったい何のためにあるのか。血が繋がっていなくても家族は家族なのか。「友達」との違いは何なのか。そうした諸々の宿題を観るものに突き付けているようなエンディングだ。

作中、友佳が信のことを評して言ったセリフが心に刺さった。

   「理由は聞くくせに 気持ちは聞かないの あなたって」

ところで、信たち家族が住むマンションは「斜行エレベーター」で昇っていく高台にある。どこかで見たことがあると思っていたら、ロケが行われたのは西宮名塩ニュータウンで、そこの斜行エレベーターは中国自動車道からも見えるのだ。

3月12日 ジョグ10キロ

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2019/03/10

『gifted/ギフテッド』

Gifted_22017年、米。マーク・ウェブ監督。クリス・エヴァンスほか。KINENOTE の紹介文。

フロリダの小さな町。独身男のフランク(クリス・エヴァンス)は、生意気ざかりの7歳の姪メアリー(マッケナ・グレイス)、片目の猫フレッドと一緒にささやかな生活を送っていた。その小さな幸せは、メアリーの天才的な才能が明らかになったことから揺らぎ始める。メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクの前に母イブリン(リンゼイ・ダンカン)が現れ、孫のメアリーに英才教育を施すため、フランクから引き離そうとする。だが、フランクには亡き姉から託されたある秘密があった。メアリーの幸せは、一体どこにあるのか……? そして、フランクとメアリーはこのまま離れ離れになってしまうのか……?(引用終わり)

原題の gifted は「(才能などに)恵まれた」という意味であるが、周囲を驚嘆させるような才能に恵まれたとしても、それが当の本人にとっての幸運や幸福を意味するとは限らない。

天賦の才と引き換えに、精神のどこかに異常を抱えるという場合もあるだろうし、何より親や教師の過剰な期待に圧し潰されることもあるだろう。感受性を育むべき幼少期や、多感な思春期にあるとすればなおさらだ。

そうした期待をかける側の祖母イブリンと、普通の子供らしく育てたいと考える叔父フランクの対立を軸に物語が展開していく。そこにメアリーが通う学校の女性教師ボニー、メアリーの飼い猫フレッドが、終盤にかけて意外に大きな役割を演じることになる。

さらに、メアリーの母でフランクの姉のダイアンが、既に故人となっていて作中一度も登場しないにもかかわらず、イブリンとフランクの対立に終止符を打ち、メアリーの将来を決定づけることになる、ある業績を遺していたことが明らかになり、観る者に静かな感動をもたらす。

3月8、10日 ジョグ10キロ

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2019/03/07

『生きる』

Ikiru1952年、東宝。黒澤明監督。志村喬主演。allcinema の紹介文。

市役所の市民課長・渡辺勘治は30年間無欠勤のまじめな男。ある日、渡辺は自分が胃癌であることを知る。命が残り少ないと悟ったとき、渡辺はこれまでの事なかれ主義的生き方に疑問を抱く。そして、初めて真剣に申請書類に目を通す。そこで彼の目に留まったのが市民から出されていた下水溜まりの埋め立てと小公園建設に関する陳情書だった……。(引用終わり)

黒澤作品をちゃんと観たのは、実は今回が初めてである。日本映画界最高の巨匠だとか、「世界のクロサワ」だとか、大仰な言葉で評価されるものへの本能的な抵抗があったけれど、まあ死ぬまでに一度観ておいてソンはないかと思った。

それまで、事なかれ主義を地で行くような公務員だった主人公が、当時は不治の病とされた胃癌に侵されていると知ってから、初めて人生の意義を知り、残された余命を懸命に生き切ろうとする。まもなく死ぬと分かってはじめて、彼は「生きる」ことが出来たのだ。背後で流れるハッピーバースデーの歌が象徴的だ。

その皮肉だけでも痛切極まるが、彼の通夜の席で語り合ううちその功績を痛感し、彼に倣って市民への貢献を誓い合ったはずの同僚たちが、現実の職場に戻るとあっさり旧弊に復してしまうという、さらに強烈な皮肉で映画のラストが締めくくられている。

ところで、だいぶ前に観た『最高の人生の見つけ方』という洋画も、余命半年を宣告された主人公2人の生き方を扱った作品だったが、やりたい放題の享楽を尽くすところまでは本作と共通しているものの、今まで真剣に取り組んでこなかった仕事に本腰を入れる、なんていうことには絶対にならない。そこは日本と欧米の文化や労働観の違いなのだろう。

3月5日 LSD40キロ

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2019/03/01

『アイランド』

Island2005年、米。ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン他。アマゾンの紹介文。

2019年、リンカーンは大気汚染から救いだされ、完璧に管理された味気ない都市空間のコミュニティで暮らしている。安全で快適だけれど、退屈な日々。唯一楽しみは女性の居住棟で暮らすジョーダンとの心はずむ会話だけ…。ここで暮らす人々の夢は、地上最高の楽園「アイランド」へ行くこと、ときどき行われる抽選会が彼らの最大の関心事だ。
しかしリンカーンはある日ふとしたことから、この都市空間の恐るべき真実を知ってしまう。逃げることだけが生き延びる手段と知った彼は、ジョーダンとともに決死の脱出に挑む! 二人を捕獲するために組織された大規模なセキュリティーチームの容赦ない追跡、陸・空を駆け巡る息詰まる攻防! 果たして彼らは、生き残るために、そして仲間を救うために逃げ延びることができるのか!?(引用終わり)

本作が製作された2005年時点では「近未来」とされていた2019年に既に入ってしまっている。この映画で描かれたようなことは現実になっていないものの、最近も世界中に大きな衝撃をもたらした出来事が中国で起きたばかりだ。

これだけでは何のことか分からない(笑)。以下はネタバレを含む感想である。

2月27日 ジョグ10キロ
月間走行 150キロ
3月 1日 ジョグ10キロ

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