貝吹山城跡ハイキング
昨日はひょんなことからいつもの仲間と貝吹山城跡に出かけることになった。そのあと本来の用件があったのだが、折角近くまで行くのだからというHさんのたっての希望によるものだ。
貝吹山はうちの団地のすぐ裏手に当たり、数分も歩けば登山口に着くのだけれど、これまで一度も行ったことがなかった。しかし、標高210メートルのその山頂は、実は畝傍山を僅かに上回って市内最高地点であることが分かった。
これは行っておかねばならじと、狭く急な山道を登ること約30分。病に侵された体には少し応えたが、山頂からは南側を除いて展望が開け、疲れを癒してくれた。写真の右奥は畝傍山。
山頂には去年行った高取城と同じく越智氏の山城であった貝吹山城跡が残る。14世紀南北朝時代の築城とされ、永禄11年(1568)に織田方の松永氏との合戦に敗れ落城したとのことだ。
閑静を通り越して静寂が支配しているようなうちの団地のすぐ近くで、往時はそんな戦乱の歴史があったとは信じられない。まさにひょんなことから市内最高地点踏破と、ちょっとだけ歴史の勉強になった。
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