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2021/12/01

米国旅行記 その3

当初の旅程はこうだ、まず関空からホノルルに飛ぶ。ハワイ州に入るには州指定の医療機関で発行されたコロナの陰性証明書が必要だが、日本にもそうした医療機関がいくつかあり、我が家から車で数分のところにもある。ホノルルで一旦入国するものの、その日のうちに夜行便を乗り継いで、翌日にクリーヴランドに到着する。

今回の旅行の最大の目的であるクリーヴランド管弦楽団の演奏会を鑑賞。チケットは予め入手済みである。さらに2、3日滞在して適当に市内観光などして、クリーヴランドからまたハワイに戻る。ホノルルで用もないのに(笑)1泊して、日系クリニックがコロナ陰性証明書を発行してくれるのを待ち、翌日関空まで帰路のフライトに乗り、関空からはマイカーまたはレンタカーで自宅まで戻る、と。

ところが、大きな落とし穴があったのだ。クリーヴランドのあるオハイオ州からハワイ州に入るためには、同じ米国領土内というのにハワイ州の厳しい規制のせいで、ここでも州指定医療機関の陰性証明書が必要なのだ。さもなくば、「米国内」で受けたワクチンの接種済みを示す所定の証明書(QRコード?)を提示しなければならない。

後者は日本に住む者にとって不可能な話だし、前者もざっと見た限りクリーヴランド近辺には指定の医療機関は見つからなかった。つまり、陰性証明書のためにまたどこかの都市を経由してから、ホノルルに向かう必要がある可能性がある。後で述べるが、実はクリーヴランドで思わぬハプニングがあり、これではまるで陰性証明書入手のための旅行になるところだった。

結局、このプランは断念して、別の方法を考えなければならなくなった。

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