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2021/11/27

米国旅行記 その2

次に、日本帰国以降の行動制約と、これに関係する往復の航空便の選択について。

アメリカから日本に帰国したら、まず空港の検疫でコロナ検査を受け、陽性であれば医療機関や指定施設での隔離・待機となり、陰性であっても自宅またはホテル等の滞在先で原則14日間待機する必要がある。

後者の場合、自宅またはホテル等への移動には公共交通機関を利用してはならず、電車、バス、タクシーはもちろん、航空機(国内線)に乗ることも出来ない。従って、到着したその日のうちに例えば羽田・成田から伊丹・関空へ乗り継ぐことは不可能である。

空港から歩いて行けるホテルに14日間滞在する方法もあるが、出来るだけ早く帰宅したいというなら、往路からマイカーで行って空港の駐車場に止めておくか、レンタカーを借りるかして、アメリカから東京までの直行便の半分ぐらいの時間をかけ、疲れた体で自ら運転して帰らなければならないのだ。「ハイヤー」を雇える身分の人間以外は。

本当は関空から飛んで、関空に帰ってくれば、その負担はかなり軽減される。しかし、おそらく現時点でも関空から米国本土への直行便は全て欠航となっていて、唯一、ハワイアン航空がホノルル便を運航しているだけである。しかし、ホノルルから米国本土への乗り継ぎは徹夜のフライトで、たいそう時間がかかって効率が悪い。

それでも、日系クリニックによる陰性証明書入手のメリットなどを考慮すれば、それがまだしも最善の選択であるように思えて、当初はホノルル経由での旅程を組んで検討を進めていた。関空からホノルルまでの往復航空券と、ホノルルから今回の旅行の目的地クリーヴランドまでの往復航空券を購入すれば良いだろうと。

しかし、そのまま行ったら大変なことになっていたのだ。(苦笑)

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