最初で最後の無効票
昨日の衆議院総選挙において、生涯で初めて、そしておそらく最後の無効票を投じてきた。
もちろん、有権者に与えられた貴重な一票を、そんな形でムダにしてしまうのは決して褒められたことではない。消去法でも何でも、とにかく候補者の氏名を書いて選挙に参加すべきであると。
確かにそのとおりなのだが、今回に限っては一人ずつ検討して消去していった結果、誰も残らなかった。そこを妥協して、とにかく誰でも良いから候補者名を書けば良いというものだろうか。
ただの白票を投じることもできた。その方が手間もかからない。しかし、どうせ同じ無効票になるのだったらと、せめて今回の選挙に関する憤懣を少し書かせてもらった。
開票作業を急ぐ係員は読みもしないだろうが、投票用紙そのものはしばらくどこかに保管されて、あとで誰かが点検する機会があるかもしれない。「ゴマメの歯軋り」以外の何ものでもないが、それでもただの白票とは違うことを、闇に向かってでも叫びたかった。
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