げんきカレー
地域住民や自治体が主体となり、無料または低価格で子どもたちに食事を提供する「こども食堂」が最近各地に出来ているというニュースは見たことがあるが、実はうちのすぐ近所にも「げんきカレー」という名前のこども食堂があることを、最近 frun 高橋さんのブログで初めて知った。
活動のコンセプト等は同店のサイトを見ていただくとして、夕方には「放課後こども教室」を開催して、学習の場としての機能も果たしているのが特徴であろう。
興味を持ったので先日実地に訪れてカレーを試食しがてら、「みらいチケット」を購入して微力ながら支援させてもらった。ミンチカツカレーが何と300円。もともと子供が食べるためなので甘口だけれど、真っ赤な福神漬を含めてどことなく懐かしい「家カレー」の味がした。
カウンター席には若い男女2人組の先客がいて、店主との会話から男性が「こども教室」の先生をしているらしいことが分かったが、ひとしきり会話が終わると彼は突然われわれの方を向いて、「以前お会いしたことがありますよね」と言った。
何と、彼は家内が20年ほど前にあるボランティアをしていたとき、一緒に活動していた仲間のO青年だったのだ。今では地元の小学校教師として働く傍ら、ここの「こども教室」の教師陣の取りまとめ役として活動しているとのこと。現役の先生が教えてくれるのであれば、生徒も保護者も安心なことだろう。
それにしても、高橋さんが記事をアップしていなければこの店を訪れることはなかっただろうし、O青年との再会もなかったわけである。つくづく、人のご縁というのは不思議なものである。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
いやはや驚きました(^^;。凄い縁!
私は先月も1000円(5人分チケット)を
振り込んで、ボードに貼ってもらいました。
しかし現役の先生って相当多忙なのに、更にここでも活動とは恐れ入ります。
投稿: frun 高橋 | 2021/06/10 17:11
この動画、12分以降にグッとくる場面があります(^^)。
https://www.youtube.com/watch?v=2jVbAUDc5mI&t=364s
投稿: frun 高橋 | 2021/06/10 17:32
frun 高橋さん
O君は元々奉仕精神(古い?)が旺盛で、
家内は今の活動も分かると納得していました。
メディアでも何回か取り上げられたようで、
活動を広げるきっかけになればいいですね。
投稿: まこてぃん | 2021/06/11 10:44