年金の繰上げ請求
本来の受給開始時期より早く年金を受給する「繰上げ請求」を選択することにし、先日最寄りの年金事務所に出向いて必要な手続きを済ませてきた。
年金の受給額は受給者が平均寿命まで生きると仮定して設計されている。繰上げ請求を選択した場合、受給額は一定割合で減額され、平均寿命まで生きた時点でトントン、それ以上長生きすると損ということになる。
つまり、平均寿命まで生きる見込みがないと分かっていれば、減額された年金であっても早めに受給した方が、「貰いっぱぐれ」が少ないということになる。自分の状況がまさにそうなのだ。
減額率は基礎年金が15.5%、厚生年金が3.5%となる。昭和33年生まれの自分の場合、本来の受給開始時期が前者が65歳、後者が63歳と2年の開きがあるためだが、遺族年金に反映する後者の減額が小さくなっているだけでも良しとしなければなるまい。
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