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2021/02/02

『トゥルー・クライム』

Truecrime1998年、米。クリント・イーストウッド脚本、監督、主演。アマゾンの紹介文。

サンフランシスコ湾に臨む町オークランドのサン・クエンティン刑務所。フランク・ビーチャムは翌日の深夜0時1分、死刑に処される。6年前、19歳の白人で妊娠していたコンビニ店員を射殺した罪に問われて…。彼が黒人であり、また世論の反発が強く、無実を訴えても道は開かれなかったのだ。その晩、当時事件を追っていた新聞記者ミシェルが事故で死亡し、急きょフランクの取材を任された先輩記者スティーブ・エベレットは、即座に無実の匂いを嗅ぎとり捜査を開始する。(引用終わり)

一介の新聞記者が6年前の冤罪を暴き、死刑執行をギリギリで止めさせるというのは、ちょっと現実離れしたストーリーと言えなくもない。しかし、そこに至るまでのプロセスが丁寧に、かつテンポ感良く描写されているので、主人公にすっかり感情移入してしまい、最後はハラハラドキドキのサスペンスに手に汗握る。映画巧者ならではの作品だ。

「本当の犯罪」というタイトルの意味するところは明らかだが、その執行の部分を担当する刑務所の職員たちが、冤罪の片棒を担ぐ犯罪者というより、職務に忠実な普通の人間という目で描かれているところに好感が持てる。緑色のクレヨンを巡るエピソードが象徴的である。

なお、主人公の娘ケイトを演じたのはクリントの実の娘フランシスカで、その母親フランシスが検事のセシリア役、クリントの妻ディナがTVレポーター役で出演している。気心の知れた身内で固めるのが、クリントの流儀なのだろうか。

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コメント

あぁ、これは観たかなぁ?
全く覚えていません。
イーストウッドの作品は外してないと思うんですが・・・(苦笑)

映画って
子供の時に観たのを覚えているのに、去年観たのは完全に忘れていることも。
否、今朝食べたものさえも。(^^!

投稿: ケイタロー | 2021/02/03 08:33

ケイタローさん
映画ではありませんが、
一度読んだことがあるA.ヘイリーの小説を
また読み始めて途中で気が付いたことが…。
今朝どころか5分前に見た人名が思い出せない。(苦笑)

投稿: まこてぃん | 2021/02/04 08:47

これは観ていませんね。記憶にありません。
ついでに記憶の話をひとつ。
所用で御坊市に行った時のこと 初回訪問のはずが駅前に降りるとなんだか見たことがある風景や街並みが・・・
気になるので帰宅して調べるとどうやらその数年前に仕事のお付き合いで釣りに行ったらしい。家族に確かめると前日に慌てて安い釣竿を買いに行ったとか。いまでも何処に行ったか何をしたか記憶がありません。
心理学者が言う「無関心な事や不都合な事は記憶から抹消される」との説も一応納得です。

投稿: ブッちゃん | 2021/02/09 09:18

ブッちゃん
同じコメントが重複していましたので一つ削除しました。
仕事で各地を回っていると、段々記憶が重層化していって、
そのうち類似の都市の印象とダブってくるのでしょうか。
人間は睡眠中にそうした記憶の整理をしているという説を
聞いたことがあります。

投稿: まこてぃん | 2021/02/10 08:51

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