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2020/10/03

北海道の旅 その2

小樽から札幌に戻り、夕方の演奏会まで少し時間があったので、時計台とテレビ塔を見物した。時計台の2階で解説ビデオを見ていたら、ちょうど鐘が鳴る仕組みの説明の最中に、17時を告げる実物の鐘がすぐそばで鳴った。音は意外に小さかった。

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テレビ塔から大通公園を望む。

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地下鉄で中島公園へ移動。ここは1999年に走った北海道マラソンのフィニッシュ地点で、公園入口から文学館前を通り体育センター前に至る当時のコースを辿ってから、札幌交響楽団定期演奏会が行なわれる札幌コンサートホールKitaraに向かう。ホールを向いて指揮棒を手にするこの人は、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)の立役者、レナード・バーンスタイン氏である。演奏会についても稿を改める。

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演奏会が終わって外に出ると雨が降っていた。ストーマの不安があるため我慢していた夕食をとるため、雨の中をすすきの近くまで歩き、某居酒屋で名物ホッケの開きや、毛蟹が入ったカニ玉などを注文した。本来は日付が変わる頃まで営業しているはずだが、今は22時ラストオーダーで慌ただしい限りだった。折角のプレミアムフライデー(死語?)だというのに。

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最終の26日は雨も朝方には上がり、爽やかな秋空が戻った。朝一番に北海道大学の構内を散策。ジョグやインターバルをしているランナーを多くみかけた。来年の東京オリンピックのマラソンでは、大学構内が後半の周回コースの一部になっていて、中央ローンと呼ばれるこの辺りも含まれている。

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最後は大通公園で焼きとうもろこしを頬張りながら、まったりと過ごす。お零れに与ろうと鳩が一羽近寄ってきたが、餌付けはダメと無視していたら諦めて居なくなった。

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少し早いがそろそろ空港まで移動しようと思って札幌駅まで行くと、何とJR千歳線が設備故障か何かで運休している。再開のメドがすぐには立たないようなので、急遽高速バスで空港に向かうことにした。

幸い行列はそれほどでもなく、すぐにやって来た臨時便に乗り込むことが出来た。3密回避も何も補助席まで満席状態だが誰も文句を言わない。バス業者にとっても棚ぼたのチャンスなのだし。(笑)

フライト時刻が迫って急いでいる人たちはバスを待ちきれず、タクシーに相乗りして空港に向かっていたが、当方はストーマ処理の必要があるため時間に余裕をみていたので事なきを得た。まさに「怪我の功名」だったと言うべきかもしれない。

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