ハッカ油スプレー
このところの「ジョグ2キロ」というのは芋ケ峠の一部で、峠の入口に車を止めてそこから約2キロを歩いて上り、帰りを走って下るというパターンである。夏場は何より涼しい山中が最高というのに加えて、ほぼ人気(ひとけ)がないのでマスクをせずに済むのも助かる。
ただ、メマトイと呼ばれる小さな羽虫が、文字通り執拗に纏わりつき、眼の中に飛び込んで来ようとする。涙液に含まれるタンパク質などが奴らの目当てらしいのだが、今月に入ってからは大量に発生していて、十数匹の集団で襲撃してくる場所もあるので鬱陶しいことこの上ない。
何とかならないかと対策方法をネットで検索してみたところ、頭からネットを被る方法も紹介されていたが、ハッカ油スプレーを顔や体に吹き付けるのが効果的という記事がいくつも出て来た。
半信半疑ながら、物は試しと自作してみた。といっても、材料はハッカ油、無水アルコール、水道水だけで、これを百均で入手したアルコール対応のスプレー容器に詰めるだけのことである。油と水はそのままでは溶けないので、まずアルコール10mlにハッカ油約20滴を溶かし、それを水道水90mlで薄めるという手順だ。
早速、先日のジョグで実地に使用してみたところ、意外にもかなりの効果があった。そもそも奴らが接近することが少なくなったし、偶然顔の近くを飛んでもスーッと除けていく個体がほとんどだ。それでも飛び込もうとする輩はいるがごく少数である。
虫除け以外にもハッカ油には消臭効果があり、芳香剤や入浴剤などとしても使えるらしいので、色々と試してみようと思っている。
8月23日 ジョグ2キロ
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