アンダー・コントロール
D病院に戻って抗癌剤治療を再開してから約2か月、投薬が4サイクル終了した時点で造影剤CT検査等を行い、現在の肝臓の状態を調べてもらった。
その結果、肝臓の腫瘍は相変わらず数多く見られるものの、一つ一つのサイズは若干縮小していることが分かった。また、血液検査での肝機能の数値も正常範囲であり、現状は薬剤によって癌をコントロール出来ているようだ。
このままいつまでも薬が効き続けるというわけではないそうだが、当面は今の状態で生活できる見通しがついたというわけだ。「当面」が何時までなのかは分からないけれど、この先のことを考えるとまだ体が動くうちに出来ることはしておかなければならない。
まずは、この秋に家族と旅行する計画を進めている。旅行といっても国内の観光地に一泊するだけの話なのだが、自分の病気のこと、子供たちの仕事や家庭のことを考えると、もしかすると一家揃っての旅行はこれが最後になるかもしれない。
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コメント
一進一退と言うか、一進のみ・・・と行けば良いのですが。
でも、旅行はまだ何度でも行けますよ。
私事ですが、この所手指の関節が痛くなり、一部が膨らんできました。
一昨年の手術前に骨シンチ検査をしたのですが、ひょっとして転移したのか?
と、ビクビクしていましたが、検査の結果はガングリオンと言う事で、ホッとしました。
老体になると、色々と気になるモノですね。
投稿: AKA | 2020/08/05 20:02
AKAさん
お久しぶりです。
もちろん体調が許せばですが、来年あたりに
もっと遠方に出かける計画をしています。
ガングリオンという病名は初めて聞きました。
命に関わらないにしても、場所が場所だけに
目立ちますからね。お大事に。
投稿: まこてぃん | 2020/08/06 15:02