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2020/04/03

下街道を歩く その2(箸尾~御所)

2日目は箸尾から御所までの約13キロ。葛城川を渡ってしばらく西進した街道が、箸尾の集落内で左折し再び南進する地点。その角に建つ古い建物は、2階の外観からして多分昔は旅籠だったと思われる。

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ひたすら南進して広陵町役場前を通過すると、南郷の環濠集落に入る。中世に防御を目的とした濠を周囲に巡らせて作られた集落である。濠は近世以降は農業用水にも利用されているが、生活排水の滞留による環境悪化が問題となっていた。最近では公共下水道が整備されて水質が改善し、一部は公園として開放されお花見などが出来るようになっている。

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まもなく大和高田市に入り中和幹線を横断すると、昨年6月に手術入院したD病院の横を通過する。病院から国道に出る交差点にもう1本斜めの道があって、入院した頃からこれは旧街道に違いないと睨んでいた。とにかくまだ生きていて、街道歩きが出来る状態にあることの幸せを感じながら歩いた。

大和高田の市街地に入り、JR高田駅近くの踏切を渡ると商店街のアーケードに入る。県道を横切り、アーケードが途切れたところで左折すると本町通りである。これが本来のメインストリートであって、並行して不自然に蛇行する県道はのちの時代に、おそらくは用地買収に苦労しながら作られた新道なのである。

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まもなく竹内街道との交差点に差し掛かる。竹内街道を走ったときにはこれが下街道だとは知らなかった。右手前から左奥方向が下街道、左右に交差する道が竹内街道である。

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国道166号に合流して近鉄高田市駅前を通過すると一旦国道から西に逸れ、再び国道に合流する地点からは大和高田市と葛城市の境界線上を行くことになる。大和高田バイパスとの交差点付近は、普段から車で食事や買い物に来ることが多く、そこを歩いて通過するのは不思議な気分である。その先で国道から分岐して旧道に入ると葛城市のエリアとなり、旧街道の風情がよく残されている。

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忍海辻堂。石梯子付の常夜燈の礎石には「邨内安寧」の文字が刻まれている。なお、忍海は「おしみ」と読む。その南は薑(はじかみ)、そして御所市(ごせし)と、難読地名が続く。

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御所駅付近にはお地蔵さんが8体、ひとつは双子だったので9体というべきか、並んで祀られていた。京都伏見に六地蔵というのがあったが、これはちょっと字余り?

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その3に続く。

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コメント

去年、橋本から大和八木まで歩いた時に一部歩いたかも?

投稿: くー | 2020/04/07 20:30

くーさん
橋本から八木だとたぶん途中から中街道なので
「その3」の最後の方だけダブると思います。

投稿: まこてぃん | 2020/04/08 17:53

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