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2020/03/25

未聴だった曲を聴く

Uccd2199食わず嫌いというのか、曲名は知っていてFM放送などで「ながら聴き」したことはあっても、ちゃんと構えて聴いたことのない曲が結構ある。特にフランス、イギリス、ロシアなどドイツ・オーストリア圏以外の作曲家や、後期ロマン派以降の調性を有しなくなった音楽は進んで聴こうとしてこなかった。

しかし、歴史のフィルターを通って生き残り、名曲名盤を解説した本やサイトに掲載されている曲はそれなりの魅力があるはずで、それをきちんと聴かないままで終わるのもどうかと思い、適当に取捨選択してCDをレンタルし、順次聴いてみることにしたのだ。これまでに聴いたのは次のような楽曲だ(順不同)。

リスト「ファウスト交響曲」
ドビュッシー「前奏曲集」「映像」
ショーソン「詩曲」「交響曲変ロ長調」
ストラヴィンスキー「3楽章の交響曲」「交響曲ハ調」
スクリャービン「交響曲第4番『法悦の詩』」
ヤナーチェク「シンフォニエッタ」
ヒンデミット「交響曲『画家マティス』」
ツェムリンスキー「抒情交響曲」

結論的に言えば、やはり「それなりに」聴ける曲が多かったが、また何度か聴いてみたいと思ったのはリストの「ファウスト交響曲」だけだった。違う演奏だとまた印象が変わってくるかもしれないけれど、同曲異演盤を試す時間があるなら、もう少し他の曲も物色してみようかと思う。

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コメント

ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」は、村上春樹の『1Q84』で知って聴きましたが、なにか派手な印象だけが残っています。
後にも先にもヤナーチェクはあの時だけで・・・
食わず嫌いの典型です。(^^!

投稿: ケイタロー | 2020/03/25 10:01

ケイタローさん
村上春樹はジャズのみならずクラシックにも造詣が深く、
作品中にもクラシック音楽が何度も登場するそうですね。
「そうですね」というのは、村上春樹の本はエッセイを
何冊か読んだ以外、小説に関しては全く未読だからです。
特に理由はなく「食わず嫌い」と言うしかないです。(笑)

投稿: まこてぃん | 2020/03/25 21:15

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