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2020/03/04

『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』

Toraware2020年、製作委員会。公式サイトの紹介文。

長い黒髪の女性ばかりを狙った、連続殺人事件。事件を追っていた刑事の加賀谷(千葉雄大)が、連続殺人鬼の浦野(成田凌)を捕まえて事件は幕を閉じた。と、誰もが思っていた――。犯人を捕まえたにも関わらず、同じ殺人現場から次々と発見される、若い女性の遺体。捜査が混迷を極める中、加賀谷は最後の手段として、囚われの殺人鬼·浦野への面会を申し込む。「お前が、殺したのか……?」
刑務所で自由を奪われた浦野は、かつて自分にネット犯罪の全てを教えた、人物「M」の存在を明かし、自分ならMに近づくことができると加賀谷にささやく。仕方なく浦野と手を組むことにした加賀谷だったが、恋人美乃里(白石麻衣)が謎の男に狙われていることに気が付く。なぜ犯人は美乃里を狙うのか。これは模倣犯の仕業? それとも浦野の犯行? やがて事件は誰もが予想しない急展開を見せ、加賀谷は愛する者の命だけでなく、自分が抱えるヒミツまでもが危険に晒されてしまう。(引用終わり)

北川景子が主演を務めた2018年作品の続篇ということで、久々に劇場に足を運んだ。新型コロナの影響で閑古鳥が鳴いているかと思いきや、突然春休みが早く始まってしまった高校生と思しきグループが続々と詰めかけていた。彼らはまいやんがお目当てなのだろうが、当方のお目当ては残念ながら最初の結婚式シーンのみの登場で終わってしまった。

ストーリーについて詳細に書くわけにはいかないが、前作と同様、いやそれ以上に別の人間を真犯人と誤認させるシーンが何度も登場するし、元々は別のスジの2つの事件を混ぜこぜにして攪乱しようというのは、ちょっとどうかなと思う。ものの見事に騙された負け惜しみかもしれないが。(笑)

スマホを落として良いこともあるというエンディングはベタだけど、残酷なシーンも多い作品を締めくくる中和剤としては許されるだろう。なお、エンドロールの最後でさらなる続篇の製作が仄めかされているが、次はもう北川景子の出番はないだろうな。

3月3日 ジョグ8キロ

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