『デビル』
2010年、米。M.ナイト・シャマラン原案、製作。ジョン・エリック・ドゥードル監督。シネマトゥデイの紹介文。
高層ビルで男が墜落死し、現場に急行した刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に違和感を感じつつも、状況から自殺と判断する。ちょうどそのころ、同じビルのエレベーターが突然停止し、閉じ込められた5人の男女が、照明が消えるごとに1人ずつ無残な死を遂げるという奇怪な事態が起きていた。(引用終わり)
ナイト・シャマランの原案を有望な若手が映画化する「ザ・ナイト・クロニクルズ・プロジェクト」の第1弾だそうだ。特典映像に顔を出している監督はかなり若いが、シャマランの支援はあるにせよ相当な腕の持ち主と思われる。
内容はエレベーターという密室を舞台に進行するホラーサスペンスであり、最後は宗教的ないしオカルト的要素を強くしつつ、想像もつかない結末が用意されている。若手にメガホンを持たせても、そこはさすがにシャマラン映画ならではである。
冒頭に聖書の引用があり、また結末もキリスト教に馴染みのない人間にはスンナリ腑に落ちないけれど、純粋にホラーサスペンスものとして楽しめる作品だ。80分の短い尺に纏めたのも良かったのだろう。「プロジェクト」はこれまた3部作らしいので続篇に期待したい。
4月1、3日 ジョグ10キロ
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