屋島縦走ラン
13日早朝、高松の屋島を縦走してきた。標高300メートル弱。文字通り屋根の形をした、もともとは島だったのが、江戸時代に干拓や塩田開発が進んで、四国本土と細い川を隔てるだけのほぼ地続きとなった。写真は屋島ナビによる。見るからに縦走してみたくなる地形である。(笑)
まだ夜明け前に南端の登山道(遍路道)を登っていると、早くも下山してくる人たちがいる。毎日のように登っている常連さんに違いない。中腹では子狸2匹に遭遇したが、人を怖がることなく足元に纏わりついて来る。常連たちが餌づけしているのだろうか。
登り切ったところの屋島寺から駐車場を通り抜けたところに、談古嶺という絶景ポイントがあり、源平の古戦場檀ノ浦や五剣山の夜明けの景色が望めた。ちなみに、山口県にある古戦場は「つちへん」の壇ノ浦である。
ここから遊歩道が北嶺まで伸びている。屋島は下から眺めるとテーブル状の台地のようにも見えるが、実際は中ほどは両側が切り立った尾根となっていて、眺望もさることながら結構スリルがあった。
北端にある遊鶴亭からの絶景。ちょうど五剣山から朝日が昇る瞬間で、ラヴェル「ダフニスとクロエ」の「夜明け」が頭の中で鳴り始めた。(笑)
ここから県道まで下りる北嶺登山道は岩場続きで、ちょっとした登山気分も味わえる。瀬戸内海の素晴らしい景色に加えて、なかなか変化に富んだ面白いコースだった。
1月13日 ジョグ7キロ
1月14日 ジョグ10キロ
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