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2018/12/31

2018年回顧

今日は大晦日恒例走り納め、第九を聴きながらの芋ケ峠LSDに行った。演奏は今年創立100周年を迎えたクリーヴランド管弦楽団と同合唱団。指揮はクリストフ・フォン・ドホナーニ、独唱者他はこちら。峠は気温0度近い冷え込みだったが、キビキビと引き締まった演奏がよくマッチしていた。

さて、これも恒例の今年の回顧。

 1月 約35年ぶりの交通違反で放置違反金納付
 4月 東海道を走る(最終第6回亀山-京三条大橋)
 5月 鍛冶屋線廃線ラン
 6月 断捨離を開始(本、LP等を処分)
10月 伊勢街道、伊勢別街道を走る
11月 北陸本線旧線(杉津線)廃線ラン
     スピーカーを買い替え
     還暦を迎える
12月 古文書講座第2期を受講
    息子が転職

12月31日 LSD20キロ
月間走行  200キロ
年間走行  2145キロ

それでは、良いお年を!

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2018/12/30

『007/危機一発』

Fromrussia1963年、英。ショーン・コネリー、ダニエラ・ビアンキほか。アマゾンの紹介文。

ソ連の暗号解読機“レクター”を引き渡すことを条件に、イギリスに亡命を望む謎の女、タチアナがボンドに接触。しかしその陰には世界的な犯罪組織“スペクター”の恐るべき陰謀があった……。ボンドは罠と知りつつイスタンブールに向かう!
1960年代の東西における冷戦構造を背景に、ジェームズ・ボンドの存在を決定づけたシリーズ屈指の名作。ボンドの危機を救うアタッシェケースも大活躍。日本では『007/危機一発』のタイトルで初公開。スパイ映画らしいシリアスな展開に国内では評価の高い作品だ!(引用終わり)

原題および原作名は From Russia with Love (ロシアより愛をこめて)。再公開時にはその邦題が使われたが、当初公開時につけられた「危機一発」というタイトルは、あえて「一髪」としなかったところがミソで、その後も同じ漢字を用いた邦題タイトルの作品は数多く、本作の影響力の大きさを物語っている。

007シリーズ第2作にして、最高傑作との呼び声の高い作品である。ソ連情報部との対決、その狭間に現れる謎の美女、武器を仕込んだアタッシェケース、オリエント急行とともに疾走するサスペンスなど、シリーズに共通する見どころが早くも満載となっている。

しかしながら、背景となる東西冷戦構造のみならず、オープニング映像をはじめとする、お色気を強調した女性の扱われ方などに、いかにもひと昔前に作られた映画という印象は拭えない。ダニエラ・ビアンキの可憐さは本作の大きな魅力のひとつであるが、指示されるままに動くだけで、主体性が全くない女性という設定なのが残念だ。

12月29日 ジョグ10キロ

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2018/12/27

息子が転職

年末年始を前に息子が昨日東京から帰省した。例年よりかなり早い時期となったのには訳があって、実は勤めていた会社を今月限りで退社し、年明けから新しい会社に転職することになったからだ。今度の会社は四国にあり、年末年始で引越しをする間、実家に身を寄せる格好になったわけだ。

最近では転職は珍しいことではない。企業も「第二新卒」の転職者を歓迎する傾向があり、両者の間を仲介する転職サイトがいくつもある。自分が就職した頃とは様変わりだが、もはや一つの会社に生涯奉職することが美徳であった時代ではない。当時名前の通った大企業だった会社が、その後一体いくつ消滅したことだろう。自分が勤めていた会社だって、退職直前は赤字、無配企業になっていた。

自分をもっと活かせる場があれば、思い切って転職する方が吉と出ることもあるだろう。前の会社は残業が常態化するなど問題も多かったようで、息子自身で決断したことを尊重してあげたいと思う。定年まで我慢できず早期退職した自分に、説教する資格などありはしない。新天地での活躍を祈るばかりだ。

一方、娘の方は逆に東京方面に転勤する話が持ち上がってきた。新たな年号に変わる来年は、我が家にとっても大きな変化の年となりそうである。

12月25、27日 ジョグ10キロ

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2018/12/24

今年は男鍋で忘年会

この週末は昨年に続いてラン仲間の家飲み忘年会があった。今年は料理が寄せ鍋にグレードアップして「男鍋宴会」となり、栄養バランス的にも申し分ない内容だった。といっても自分はほとんど何もせず、料理に心得のあるKさんにお任せだったが、その手際良い調理ぶりには驚いた。

また、若手のKさんが家庭の都合で5歳と2歳の男児2人を連れての参加となり、平均年齢を大幅に下げてくれた(笑)。「子連れ宴会」というのも、最近は珍しくないそうだ。グズったりしないか少し心配だったが、大画面テレビで電車の動画を飽きず眺めるなど、さほど退屈することはなかったようだ。

むしろ、横でオッサンたちがあまりに大声で盛り上がっているものだから、しばしば「うるさーい!」と苦情が飛んできた。「大人ばかりで騒いでいると、5歳の男の子に叱られますよ」って、ちょっと違ったか。(笑)

12月23日 ジョグ10キロ

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2018/12/21

奈良県警に物申す

奈良県警のホームページに「信号機BOX」という投稿コーナーがある。「皆様から交通信号機に関する意見・要望を伺う窓口」というものである。県の広報誌でその存在を知り、以前から気になっていた信号機に関する意見を投稿してみた。

その信号機はいつも走る橿原公苑周回コース上の橿原考古学研究所前交差点に、今から2年ほど前に設置されたものだ。写真右奥から左手前にかけての県道125号が主道路、これと交差する左右の道路が従道路だ。

Ts3r0009

以前この交差点には信号機が全く無かった。従道路の交通量は極めて少ないが、そこから進入する際は交差点手前で一旦停止しなければならない。しかし、特に写真右方向から進入する際の見通しが悪く、一見そこに交差点があるように見えないことから、そのまま突っ込んだ車による出合い頭の衝突事故が多発していた。

そこで信号機を設置することになった事情はよく分かるのだが、何を考えたのか感応式(押しボタン式)や常時点滅などの運用ではなく、通常の信号運用としてしまったのだ。そのため、県道側の車が赤信号で停止している間、目の前を1台の車も通らないという状況がしばしば起き、歩行者による信号無視も多い。

また、ここは高校駅伝県大会のコースにもなっていることから、高校陸上部の選手たちがよく練習しているが、信号で止まるのを避けるため無理な横断をしている姿を見かけることがある。県大会で長年優勝を続けるチームの監督さんも、「この信号、ホンマかないまへんな」とボヤいておられた。

ここから右(西)に約200メートルの県道交差点の信号機が、以前から感応式による運用となっていることからみても、この信号機も感応式ないし黄色と赤色の点滅信号とする運用が適当であると考えられる。

以上のような趣旨を先月末、「信号機BOX」に書きこんだが、最初から半ば予想していたこととはいえ、待てど暮らせど何の反応もなかった。意見を公募しておきながら梨の礫とはと呆れていたところ、1か月近く経った今日になって県警から返答があった。

曰く、「安全を確保するため当面、現状の運用を行っています。もう少し交通実態を見据えた上、感応化の信号運用について検討してまいります。貴重な御意見を賜りありがとうございました」。まあ検討はするが見当もつかないという、よくあるお役所仕事だろう。あまり期待はしていないが、意見としては届いたわけだから、しばらくは事態の推移を見守ることにしよう。

12月19、21日 ジョグ10キロ

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2018/12/18

Rdvd って何?

毎週日曜放映のTVドラマ『下町ロケット』第10話で、失業中の島津にアメリカの大学から採用通知のレターが届くというシーンがあり、その封筒が一瞬だけアップで映っている。差出人の記載はこうだ。

California University of Technology
1391 E California Rdvd, Pasadena, CA 91132 U.S.A.
TEL: 213-897-657
FAX: 213-897-667

「カリフォルニア工業大学」(字幕)という名称やその住所は当然フィクションだろうが、Pasadena はカリフォルニア州(CA)に実在する地名だ。しかし、住所などの表記におかしな箇所がいくつかある。

まず、Rdvd とはいったい何だろうか。考えられるとしたら、Road を略した Rd. と Boulvard を略した Blvd. が一緒くたになったものか。また、略して書く場合は必ず末尾にピリオドが必要だ。同様に、E が East の略であれば、E. としなければならない。よって、正しい表記は次のようになるだろう。

1391 E. California Blvd., Pasadena, CA 91132 U.S.A.

また、電話番号を表す TEL は必ずしも間違いではないかもしれないが、言わなくても分かるので番号だけ書くのが一般的だ。あえて書くなら PHONE だろう。その後の コロン(:)をこんなふうに使うことはまずない。番号は最後がひとケタ足りない。さらに、島津への宛名が日本式に住所、名前の順となっているが、正しくは逆だろう。

まあ、アメリカからの手紙だということが分かればそれで十分なので、いちいち目くじらを立てることはないし、軽部からは「ま、映るの一瞬だからな」と鼻であしらわれそうだが(笑)、ちょっと気になったのでネタにさせてもらった。

12月17日 ジョグ10キロ

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2018/12/15

アンテナ屋内配線を変更

我が家のテレビアンテナは、地上デジタルは建物障害による難視聴対策のため、自治会が近鉄ケーブルネットワーク(KCN)と契約して、パススルー方式で伝送されている。BSは自分でベランダにパラボラアンテナを設置し、同軸ケーブルで屋内に引き込んでいる。

うちは2世帯同居で、地上波はテレビ、FM合わせて10箇所、BSは4箇所に分配して視聴している。そのため、それぞれにブースターを設置してあるが、この2、3年だろうか、特に夏場の日中など気温が高いときに、地デジの一部チャンネルで信号レベルが低下し、モザイク状ノイズが出たり、全く映らなくなるという不具合が発生していた。

最近、両親の世帯がテレビを買い替えたところ、初期設定で地デジの一部チャンネルが映らなかったこともあって抜本的対策を迫られた。素人考えではブースターの性能不足が原因で、もう一段ブースターを増設するか、もっと増幅度の高いブースターに取り替えるしかないと思っていたが、KCNに出張調査を依頼したところ、意外なことに屋内配線に原因があることが分かった。

家を建てたのは平成のはじめ頃だから、地上波の同軸ケーブルは5C2VというVHF、UHF対応のものが使われている。もともと古い規格のうえ、経年劣化により信号の減衰が激しくなった可能性があるとのことだった。さらに、室内のテレビ端子も、芯線が露出した古い形状のもので、これも好ましくないという。

対策としてはケーブルと端子を全部取り替えるのが最も有効だが、既存住宅でそれは不可能に近い。屋内に露出する形で新たなケーブルを敷設するのも大変だし、見栄えも良くない。

しかし、もうひとつ別の方法があると、KCNが提案してくれたのが、BSとの混合伝送という方法である。幸い、BSの方はそれに対応した5CFBという上位規格のケーブルが使われているので、ブースターの出力側でBSと地デジを一旦混合させ、それを分配した信号を5CFBケーブルで各部屋に送り、テレビの手前でBSと地デジに分波するというものだ。BSは居間など視聴頻度の高い部屋に配線してあるから、対策としてかなり有効だろう。

ざっと工事の見積もりをしてもらったが、かなりの金額になりそうだったので、自分で工事することにした。必要な機材は家電量販店とホームセンターで調達できた。屋根裏に潜り込んで奮闘すること約半日。夏場でなかったのが幸いだ。対策箇所の信号レベルは格段に上昇し、両親の新しいテレビでも全てのチャンネルの受信設定が完了した。

これで夏場に不具合が生じなければ大成功というわけだが、実はもうひとつ不安があって、将来もし4Kや8Kの放送を視聴しようとしたら、再び同じことが起きるのが避けられないことだ。4K8Kではさらに高い周波数帯域を使用するため減衰が激しく、もっと上位規格の機材やケーブルに取り替えないと、4Kの一部や8Kは映らないそうだ。

これは我が家だけの問題ではなく、全国の既存住宅やマンションなどでも起こりうる話だ。4Kテレビを買ったものの、既存のBSコンセントに繋いでも一部チャンネルが映らない不具合が生じる。一戸建てではアンテナや屋内配線の交換、マンションだと共同視聴システムの改修か、さもなくば個人で別途アンテナや屋内配線を設置する必要がある。

そういう課題を抱える4K8K放送だが、家電メーカーは新たな収益源と期待して、こぞって派手な宣伝を打っている。しかし、前にも書いたように、そもそも4K8Kテレビが本格的に普及することはないだろうと睨んでいる。畳一枚ほどの大画面で観ればその違いが分かるのかもしれないが、そんなシロモノに大枚のカネをはたくのは一部富裕層だけではないか。貧乏人の僻みかもしれないが、昔のブラウン管テレビのアナログ映像に比べたら、今の地デジでもまさに月とスッポン、これで十分ではないかと思うのだ。

12月13日 ジョグ10キロ
12月15日 LSD40キロ

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2018/12/12

『オデッサ・ファイル』

Odessa1974年、米。ロナルド・ニーム監督。ジョン・ヴォイト主演。アマゾンの紹介文。

F・フォーサイスのベストセラー小説を原作にした第一級ポリティカル・サスペンス。ケネディ暗殺のニュースが流れた年、彼の危険な旅は始まった。
ジャーナリストのミラーは、自殺したある老人の日記を偶然手に入れる。その日記には、ナチスSSの幹部でユダヤ人強制収容所司令官だったロシュマンに関する犯罪が書かれていた。ロシュマンが名前を偽り、ドイツ国内で安穏と暮らしていることを知ったミラーは命の危険を冒して調査を始める。(引用終わり)

映画ネタは久々だ。全然観ていなかったわけではないが、このところなぜか用事が立て込んでいて、あまり映画を観る時間が取れなかった。まあ、それはそれで喜ぶべきことなのだろうけど。(苦笑)

フォーサイス原作の重厚なサスペンスと言えば、前に観た『ジャッカルの日』を思い出す。本作も同様のテイストで、クライマックスに向けてひたひたと高まる緊張感は、まさに手に汗を握らせる。特に、元ナチス隊員になりすましてオデッサのメンバーに接触するシーンは堪らない。

主人公が必死にロシュマンを探り出すストーリーの途中から、ただジャーナリストの功名心だけでは、その命知らずの行動の理由にならないと感じ始める。その答えはラストになってようやく明かされるが、それを暗示するようなジャケット写真はちょっといただけない。

ところで、ジョン・ヴォイトの出演する映画を前に観たような気がすると思っていたら、『真夜中のカーボーイ』で、テキサスからカウボーイの格好のままNYに出て来たジョーを演じていたのだった。全く対照的な役柄ながら、子供っぽいところはあるがどこか憎めない男を、ここでも好演している。

12月11日 ジョグ10キロ

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2018/12/09

N-WGN初回車検

ホンダN-WGNを購入してから早いもので3年が経過し、このたび最初の車検を受けた。購入した販売店でのディーラー車検である。走行距離は2万2千キロあまりと、それほど多くないこともあって、バッテリーを交換したぐらいで、特に大きなトラブルはなかった。

ただ、以前から加速時に「しゃくる」現象、つまり、スムーズに加速せず、車体が前後に揺すられるような現象が起きていた。特に、発進直後や低速時に多く、また夏場にエアコンを使用するとその頻度が上がっていた。

これまでも6か月点検等のたびに点検を要請していたが、「現象が確認出来ない」「コンピューターによるチェックでも異常はない」ということで、原因不明のまま3年が過ぎていた。それが、今回になってようやく、点火コイルに不具合があることが判明、どうもそれが原因らしいことが分かった。

自動車のメカにはとんと疎いのでよく分からないが、点火プラグの火花を飛ばす高電圧を発生させる部品らしい。それに異常があれば点火のタイミングが乱れ、エンジンの回転数が滑らかに上昇しないのだろう。これまで見逃されていたのが不思議だが、3年が経過して異常が明確になったのだろうか。

いずれにしても、今回それを良品と無償で交換してもらい、走りが格段にスムーズになった。「しゃくる」現象はこれまでのところ一度も発生していない。夏場にエアコンを作動させても、おそらく大丈夫ではないかと思われる。また、加速のムダがなくなったせいか、燃費が約1キロ/リットル向上したのも嬉しい。本来そうあるべきだったのだけれど。(苦笑)

12月7、9日 ジョグ10キロ

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2018/12/06

14年の空白

「年金と空白期間」つながりで、もうひとつ。こちらは確定拠出年金についてである。

最近は個人型の iDeCo (イデコ)が節税商品として人気を集めているようだが、自分の場合は勤務していた会社の企業型確定拠出年金を、退職に伴って個人型に移換したものである。

確定拠出年金(以下「イデコ」と略す。)の老齢給付金は、60歳以降70歳までの間に請求手続きが出来るが、受取方法としては一時金、年金またはその併用という3通りから選択する。就労の有無、資産や収入の状況などにより、どの受取方法が最適なのかは人それぞれだ。

ただし、税や社会保険料の負担については、一時金と年金で大いに事情が異なることに留意が必要だ。年金受取だと、公的年金と同様に雑所得となり、それに上乗せされる形で総合課税され、所得税および住民税の負担が増加する。さらに、国民健康保険料など社会保険料の算定基礎にも反映して保険料が増加する。

それに対し、一時金は退職所得とみなされ、勤続年数に応じた退職所得控除の適用対象となるうえに、同控除後の金額の2分の1だけが課税対象となり、他の所得と切り離して所得税・住民税が課される(分離課税)。長年の勤労に報いるものとして、退職金は税制上かなり優遇されているのだ。

従って、先に「人それぞれ」と書いたけれども、厚生年金からもある程度の年金を受給する場合などでは、社会保険料の負担増加を嫌って、イデコは一時金支給を選択するケースが多いものと思われる。

ところが、退職所得控除の適用「対象」となると書いたところが実は問題で、会社を退職した時点で退職金を受け取った人は、そちらで既に退職所得控除が適用されているため、そのメリットを二重に享受することができず、イデコの一時金全額の2分の1が課税対象となる可能性がある。それでも、総合課税に比べれば税負担は軽いし、何より社会保険料に反映しないだけでもマシである。

で、ようやくここからが本題だが(笑)、前に会社の退職金を受け取った人が、イデコ一時金受給の際にも、再び退職所得控除を使えるという抜け穴が実は存在するのだ。それが、自分が勝手に「14年の空白」と名付けたものである。

所得税法施行令第70条によれば、イデコの一時金を受け取る前年以前14年以内に退職所得がある場合は、簡単に言えば両者のもととなる勤続期間のうち重複する部分が除外され、イデコの一時金には退職所得控除が全くあるいは一部しか適用されない結果となる。しかし、これは裏を返せば、前の退職所得を受給した翌年から数えて14年間が経過した次の年からは、退職所得控除が再び全額適用されるということである。

そこで計算してみると、自分が退職したのは2013年だから、2014年から2027年までの14年を挟んで、2028年からは退職所得控除の適用が再び可能となる。しかも、その年に自分は70歳になるから、イデコの給付金請求期間の最後の年に当たっている。

14年という期間がどういう想定に基づいて算定されているのか分からないが、自分の場合はまさにドンピシャで「14年の空白」を置くことができるのだ。勤続年数は32年だったから、控除金額は1640万円である。つまり、1640万円まで全く非課税で、それを超えた部分の2分の1が分離課税されるということである。これを使わない手はない。

そこで、先日、イデコの事務をしている某信託銀行の支店に相談に行き、この点を確認してみた。窓口の女性もその偶然に驚いていたが、やはり滅多にないケースらしく、専門の部署に電話して確認してくれた。支店の中に先客として柳沢慎吾と真田広之がいたら、「何でいるんだよ!」と言ってやりたかったが、いるはずはない。(笑)

もちろん、今後10年間に税制改正があって、その規定が変わる可能性はあるし、それまでに年金資産が目減りするおそれもある。そもそも、自分が70歳までに死んでしまう可能性だってあるわけだが、今のところそれらを考慮してもなお、退職所得控除が再度適用されるまで我慢するメリットの方が大きいと判断した。

2028年にようやく受け取るイデコの一時金を、老人ホームの頭金の一部にでもしようかと、今から思案している2018年の年末なのである。(笑)

12月5日 ジョグ10キロ

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2018/12/03

国民年金の任意加入

国民年金の任意加入制度というものがある。日本年金機構のサイトによれば、

60歳までに老齢基礎年金の受給資格を満たしていない場合や、40年の納付済期間がないため老齢基礎年金を満額受給できない場合などで年金額の増額を希望するときは、60歳以降でも国民年金に任意加入をすることができます。(厚生年金保険、共済組合等加入者を除く)
ただし、申出のあった月からの加入となり、遡って加入することはできません。

というもので、自分もこの対象になる。本来20歳になった時点で国民年金に加入すべきところ、22歳で就職して厚生年金に加入するまでの間、年金保険料を納付していなかったためだ。しかし、当時は20歳を迎える本人や親にその通知を行って、加入手続きを取らせるなどということは行われていなかったと思う。

ともかく、20歳から2年5カ月の空白期間があるため、60歳まで40年まるまる納付した場合の老齢基礎年金満額の受給が出来ない(減額される)という事態が発生する。これを救済するのが任意加入制度というわけである。60歳以降65歳までの間に任意加入して、空白期間の年金保険料を納付すればめでたく満額受給できる。

そのためには市役所や年金事務所に出向いて加入手続きをした上、後日送付されてくる納付書を金融機関やコンビニに持参して保険料を納付する必要がある。先日、一連の手続きを終えて無事任意加入することが出来たが、問題はこの制度の存在自体がそれほど知られていないうえに、60歳の誕生日前後から今日に至るまで、年金機構や市役所から、私がこの制度の適用対象である旨の連絡が一切なかったことだ。

任意加入で納付した保険料は約10年で元が取れるとされ、それまでに死ななければ年金受給者にとって有利な、つまりおトクな制度であるということは、逆に言えば、年金支給者の側からみれば不利な制度であり、そういう制度の存在をあまり知られたくないからではないかと、下司な勘ぐりまでしてしまうのだ。

12月1、3日 ジョグ10キロ

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