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2018/09/19

奈良フィル定期演奏会

18091616日の日曜日、奈良フィルハーモニー管弦楽団第43回定期演奏会を聴いた。同楽団の存在は知っていたが、実際に聴いたのは初めてである。ラン仲間でクラリネットも嗜むRさんから、チケットが余っているので行かないかとお誘いがあった。

曲目は、シベリウスの交響詩「フィンランディア」と交響曲第2番、その間にグリークのピアノ協奏曲というオール北欧プログラム。指揮は粟辻聡、ピアノ独奏は喜多野美宇子である。

1985年に結成された奈良県唯一のプロオケということで、正直なところそれほど演奏水準は高くないだろうと予想していたが、失礼ながら意外にもほとんど破綻のない、まとまった演奏を聴かせていた。特に最後の交響曲では、シベリウス特有の暗い音色に籠る情念のようなものを引き出していた。

ただ、第1ヴァイオリンが10名という比較的小編成の弦楽器群に比して、金管楽器の音量が大きく、直接音が前面に出過ぎる場合が多かった。全体のバランスや響かせ方という点で、もう少し改善の余地がありそうだ。朝比奈時代の大阪フィルもこんな感じで金管が目立っていたから、ひょっとすると関西楽壇のDNA(?)なのかもしれない。

また、ピアノ独奏は速いパッセージになると端折るというか、弾き飛ばしてしまう傾向があり、肝心のメロディラインすら追えない箇所も散見された。ただし、カデンツァになると俄然張り切る人なのか、そこだけは大変迫力ある演奏をしていた。

なお、アンコールにシベリウスの「アンダンテ・フェスティーヴォ」という小曲が演奏された。曲名すら知らなかったが、弦5部の合奏に最後だけティンパニが加わり、祝祭という題名にもかかわらず、しっとりと落ち着いたいい音楽だった。

9月17日 LSD20キロ
9月19日 ジョグ10キロ

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