曽爾高原
毎年恒例、お盆で帰省中の息子の運転技能向上を兼ねた外出。今回は曽爾(そに)高原に行ってみた。三重県との県境に近く、家から片道約1時間半の行程である。途中、山粕という集落があり、周辺の風景に見覚えがある。伊勢本街道を走った際、鞍取峠への入口が分からなくて迷った場所なのだ。
高原近くの駐車場に車を止め、遊歩道を徒歩で散策する。明らかにこれは自然の植生ではない。ここは古来、人間が茅葺の材料にするススキを採集する、いわば畑であって、春先にはススキの生育を促すため、山焼きが行われるそうだ。
ススキの穂が出る秋はとりわけ絶景で、多くの観光客が訪れるというが、さすがに真夏のこの日は閑散としていた。それを狙ったか、古代戦士(?)みたいな格好でコスプレ撮影している二人組を見かけた。確かにここで撮れば写真映えするのは間違いなく、一種の聖地みたいになっているのだろう。
8月16日 ジョグ10キロ
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント