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2018/07/21

ソーラー発電センサーライト

我が家の玄関からガレージへの通路は夜は暗く、何年か前にセンサーライトを設置したもののセンサーの反応が鈍く、至近距離まで近づかないと点灯しないため不便をかこってきた。小さな段差もあって転倒事故に繋がりかねないので、今回ソーラー発電のLEDセンサーライトに取り替えることにした。

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日中に上部の太陽光電池で発電した電気を蓄え、それを夜間に下部のLEDの電源として利用する。真ん中の白く丸い部分が人感センサーだ。高さ約12センチ、重量も150グラムほどである。やはりというか中国製で、お値段は2個セットで2千円だった。

早速試してみたところ、メーカーによるイメージ画像(↓)にほぼ近い照明効果が得られ、2個の設置場所を何度か変えてみて、ほぼ満足のゆく結果が得られた。センサーも現用品よりかなり感度が良い。

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何より外部電源も乾電池も不要というのが有難い。LEDの寿命は多分私自身より長いだろう(笑)。こういう商品が1個千円で入手でき、電気代もタダということになれば、旧式のセンサーライトは完全にお役御免だ。「技術革新」というものを、具体的なモノとして実感した。

7月19、21日 ジョグ10キロ

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2018/07/18

『赤い靴』

Redshoes1948年、英。マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガーの共同監督・脚本。アマゾンの紹介文。

レルモントフ・バレエ団は青年作曲家ジュリアン・クラスターと バレエ・ダンサーで社交界の令嬢ヴィキイ・ペイジの二人の新人を発見して一座に契約した。レルモントフは企画していたアンデルセン童話にもとづく新バレエ『赤い靴』の曲をクラスターに作曲させ、女主人公にヴィキイを抜擢することにきめる。
クラスターの新曲はレルモントフも気に入ったので、パリからモンテカルロに移り公演したバレエ劇『赤い靴』は華々しく脚光を浴びることになる。バレリーナ、ヴィキイ・ペイジの名と新人作曲家ジュリアン・クラスターの名は、たちまち世界的となった。二人は稽古中から互に心をひかれ愛し合う仲となったが…。(引用終わり)

この映画のことは全然知らず、アンデルセンの童話に基づいた少女趣味のバレエ映画という先入観を持っていたが、それはとんでもない誤解だった。芸術を作り上げる難しさと厳しさ。その中で、芸術と愛の二者選択を迫られたヒロインの悲劇を、1948年製作とは信じられない美しい映像と、フルオーケストラの音楽で詩情たっぷりに描いた、映画史上に残る傑作なのである。

赤い靴を履けば名バレリーナになれるが、その代わりいつまでも踊り続けなければならない。その靴を脱ぐときは彼女が死ぬ時だ。アンデルセンの童話と、映画全体のストーリーとが二重構造になっているが、とりわけ劇中劇の形で演じられるバレエ「赤い靴」の17分にも及ぶシーンが圧巻だ。

主人公ヴィキイ役のバレリーナ、モイラ・シアラーのほぼノンストップの踊りは息もつかせぬ迫力があるし、現実の舞台から幻想的な特撮へと、物語の展開にあわせて変幻自在に移り変わる映像表現が素晴らしい。音楽は何と、サー・トーマス・ビーチャム指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団による演奏である。

スティーヴン・スピルバーグやフランシス・F・コッポラらがリスペクトしているという話も頷けるところで、近年マーティン・スコセッシがデジタルリマスター版を製作、カンヌ映画祭で上映されたとのこと。ただ、レンタルしたDVDはリマスター版ではなく、字幕もフランス語のセリフの大部分や、ヴィキイとジュリアンの結婚を知らせる電報など、肝心のところが訳されていないのは残念だった。

7月16日 ジョグ4キロ
7月17日 ジョグ10キロ

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2018/07/15

市役所分庁舎

今年2月にオープンした市役所の分庁舎に初めて行ったのだ。この辺りは元々大きな溜池があり、その後は長く空き地のままとなっていたが、ご覧のように4階建ての市役所分庁舎と、5階から10階までの民営ビジネスホテルが完成した。

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近くにある本庁舎が老朽化、耐震性能も不足しているということで、建て替えの計画があるそうで、市民窓口に当たる部署だけ一足早く分庁舎に引っ越したということのようだ。真新しい執務室はゆったりしており、カウンターも清潔で手続きもスムーズだった。

また、最上階10階には入場無料の展望室が設けられ、畝傍山はじめ大和三山などを望むことができる。いっそのこと1階にあるカフェをここに持ってくれば良かったのにと思ったが、そうすると無料で立ち入れなくなって市民から批判が出るだろうか。

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ただ、併設されたホテルについては、計画段階から様々な批判があった。私も素人ながら採算性が十分あるのか疑問に感じる。付近にそれほど大きな企業はなく、飛鳥観光ならより近い場所に大きなシティホテルがある。専用または提携駐車場がないというのも敬遠されるだろう。まあ、自分が泊まることはまずないので、余計なお世話だけれど。

7月14日 ジョグ10キロ

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2018/07/12

『十戒』

Tencommandments1957年、米。チャールトン・ヘストン主演。アマゾンの紹介文。

名匠セシル・B・デミル監督が、かつてサイレント映画時代に演出した旧約聖書劇『十誡』を巨額の製作費でリメイクしたスペクタクル史劇の超大作。
今からおよそ3000年前のエジプト。ナイル川で拾われ、エジプト国王の王子として育てられたモーゼ(チャールトン・ヘストン)は、王の実子ラメシス(ユル・ブリンナー)の罠にはまり、砂漠に追放。しかし、やがて彼は神の啓示を受けて奴隷解放を決意し、彼らを連れてエジプト脱出を企てる。(引用終わり)

旧約聖書「出エジプト記」に基づくが、モーゼがエジプト王家に拾われてから、ヘブライ人の出自を知るまでの間は聖書に記述がなく、その部分についてはフィロンやヨセフスら古代歴史家の著作で補ったという説明が、映画に先立ち幕の前に出て来た監督自身によってなされている。

モーゼの出自から、エジプトでの活躍と逆境、神からの啓示を受けヘブライ人奴隷を引率してエジプトを脱出、約束の地パレスチナに向かうまでの苦難に満ちた道のりを、これぞハリウッドという厖大な物量を投入したスケール豊かな映像で描いている。

映画史上有名な紅海がまっぷたつに割れるシーンをはじめ、CGなど存在しない当時、職人芸的なアニメーションを駆使した特撮なのだろうが、6Kデジタルで修復された映像は今日の鑑賞にも十分堪える。

最近、少しずつ聖書の勉強を始めているけれど、ユダヤ人は神からイスラエルの土地を与えられた民族であるという伝承は、こうやってビジュアルで見ると大変分かりやすく、印象に残る。

映画から少し脱線するが、聖書の記述を信仰のよりどころとする福音派(エヴァンジェリカル)が親ユダヤ、イスラエルであるのはそこから来ているし、彼らを最大の支持基盤とするトランプ政権が、イスラエル寄りの政策を打ち出すのもそこに理由がある。アメリカとは、今も聖書が支配する宗教国家なのである。

そこにいくと、全くの無宗教に加えて、根っから大阪人の私は、『十戒』というタイトルを見るたびに、「十日戎」と勘違いしたりするのだ。(笑)

7月10日 ジョグ10キロ
7月12日 LSD20キロ

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2018/07/09

マーラー後期交響曲

Wpcs13350マーラーの交響曲では、第1番と第5番の演奏頻度が飛びぬけて高く、次いで第4番や第2番が時折取り上げられるが、第6番以降の後期の交響曲が演奏される機会はさほど多くないように思う。マーラーは「やがて私の時代が来る」と予言したそうだが、現時点では予言は前半だけ的中したといったところか。

ご多分に漏れず、私自身も彼の後期の交響曲は、実演では第6番と第9番をそれぞれ一度聴いただけで、それ以外はCD等でも全曲を通してちゃんと聴いた記憶があまりない。第10番に至っては1枚もディスクを持っていなかった。

最近、ショスタコーヴィチやプロコフィエフの作品を続けて聴いたけれど、彼らに大きな影響を与えたはずのマーラーの交響曲をちゃんと聴いていないのでは具合が悪いと、第6番以降をまとめて聴いてみたのだ。お恥ずかしながら、未完に終わった第10番の第2楽章以降を補完した全曲版を聴いたのは初めてのことだ。

ひととおり聴いてみて、第6番と第7番はやはり内容的に難解というか、個人的な思い入れが強すぎて万人に受け入れられるとは言い難い。しかし、第8番になるとそこから突き抜けたというか、新たな境地が開けた感がある。第9番、第10番ではさらに達観した境地に入り、死の淵を覗き見るような深さがある。(※個人の感想です)

それぞれ1時間を超す大曲なので、そう頻繁に聴くわけにもいかないが、繰り返し聴けばまた新たな発見があるに違いない。そう言えば、歌曲集などもほとんど手つかずの状態だ。食わず嫌いは良くないし、残りの人生で音楽を聴ける時間も無限にあるわけではないのだ。

7月8日 ジョグ10キロ

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2018/07/06

『大いなる西部』

Bigcountry_21958年、米。ウィリアム・ワイラー監督。グレゴリー・ペック主演。アマゾンの紹介文。

東部出身のジェームズ(グレゴリー・ペック)は、牧場主テリルの娘パット(キャロル・ベイカー)と結婚するためにテキサスに赴いた。しかしテリル家は水源地をめぐってヘネシー家と争っており、またパットを想うテリル家の牧童頭スティーヴ(チャールトン・ヘストン)はジェームズを敵視。非暴力、平和主義者のジェームズはこれらのものごとをすべて合理的に解決しようとするが…。(引用終わり)

ワイラー、ペックと言えば『ローマの休日』と同じコンビだが、本作は打って変わって西部劇である。しかし、ありきたりの西部劇ではない。開拓時代のテキサスを舞台とするものの、お定まりの保安官やインディアンは一切登場しない。派手な撃ち合いなどではなく、人間ドラマとしての色彩が濃い。

テリル、ヘネシー両家の水源を巡る対立を平和的に解決しようと奔走する主人公だが、東部から来た新参者は余計な邪魔をするなとばかり撥ねつけられてしまう。結局は両家の当主が直接対決するしかなくなるのだが、その場面を上からの引いた画面で客観的に描くクライマックスは手に汗を握る。

印象的だったのは、ヘネシー家の当主ルーファスが単なる敵対者、悪党ではなく、威厳のある父親として描かれている点だ。不肖の息子に手を焼き、最後まで許せないと思いつつも、その死に父親としての悲しみを垣間見せるシーンは心に迫った。名作の誉れ高い本作だが、アカデミー賞は唯一、助演男優賞がルーファス役のバール・アイヴスに与えられた。

映画が製作されたのは私が生まれた1958年で、60年も前のことになるが、最近の修復によって美しいカラー映像に生まれ変わっていて、今日でも十分鑑賞に堪えるレベルだ。ヴァイオリンのリズミカルな音型が印象的な音楽がオープニングを盛り上げている。

7月5日 ジョグ10キロ

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2018/07/03

『パンク侍、斬られて候』

Punksamurai2018年、dTV企画制作。東映配給。綾野剛、北川景子ほか。町田康原作の同名小説を実写映画化。公式サイトの紹介文。

ある日、とある街道に一人の浪人があらわれ、巡礼の物乞いを突如斬りつける。自らを“超人的剣客”と表すその浪人の名は掛十之進(綾野剛)。掛は「この者たちは、いずれこの土地に恐るべき災いをもたらす」と語るが…。次々とあらわれるクセもの12人。ある隠密ミッションの発令によって始まる前代未聞のハッタリ合戦。そして一人の女をめぐる恋の行方と、一人の猿が語り出す驚きの秘密。今、あなたの想像をはるかに超える、驚天動地の戦いが始まる!(引用終わり)

この紹介文を読んでも何が何だかさっぱり分からない。それもそのはず、主演の綾野剛ですらクランクアップ後に、「毎日、『なんだこの映画』ってみんなで笑いながら作りました。今の時点でも一体この映画がどんな映画になるのか、全く想像がつきません」とコメントしている。

まあ簡単に言ってしまえば、主席家老と次席家老が対立する小藩を舞台に、新興宗教団体「腹ふり党」の討伐を口実に仕官を目論む自称「超人的剣客」の浪人ら、総勢12人ものクセ者たちが入り乱れる、風刺ありギャグありのハチャメチャ時代劇といったところ。いや、まだ分からないか。(笑)

出世と保身のためなら汚い手も平気で使う連中に、怪しげな新興宗教にいとも簡単に騙される民衆。そこに、現代社会に対する痛烈な皮肉を感じ取ることは出来るが、それだけだとしたらやや上っ面な印象は拭えない。一方で結末だけは意外にまともだが、かえって違和感がある。

まあその辺りはサラッと流して、奇想天外なストーリーと、ブラックなジョーク、そこを狙ったか若干チープなCG映像などを、単純に楽しめば良いのだろう。途中でついて行けなくなるかと心配していたが、意外にも全く退屈することなく、131分の尺がむしろ短く感じられた。

主要登場人物で唯一の女性「ろん」役の北川景子が、むさ苦しい男どもの中で「掃き溜めに鶴」の美貌を放っていたことは言うまでもない。(笑)

7月1、3日 ジョグ10キロ

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