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2018/03/01

『シンドラーのリスト』

Schindler1993年、米。スティーブン・スピルバーグ監督。アマゾンの紹介文。

1939年。ドイツ人実業家、オスカー・シンドラー(リーアム・ニーソン)が、ポーランドの古都クラクフにやってくる。野心家でナチス党員の彼は、巧みな話術と賄賂を使ってドイツ軍の上層部に取り入り、たちまち軍需工場で成功を収める。彼が雇っていたのは、有能なユダヤ人会計士、イザック・シュターン(ベン・キングスレー)のほか、賃金の安いユダヤ人労働者だった。やがて、ユダヤ人への迫害がエスカレートし、彼らが強制収容所で恐ろしい残虐行為の犠牲となっていくのを目の当たりにしたシンドラーは、ユダヤ人を助けようと、収容所所長、アーモン・ゲート(レイフ・ファインズ)に渡すためのあるリストを作り始める…。(引用終わり)

ユダヤ人虐殺を扱った重い内容に加え、3時間を超える長尺ゆえ、いつかは観なければと思いながら敬遠していたが、やはり死ぬまでに一度は観るべき映画だった。

シンドラーは決して初めから聖人君子であったわけではない。ユダヤ人の安い労働力でひと儲けしようと企み、ナチス幹部に賄賂を使うことも厭わない、ほとんど山師のような男である。そうした普通の人間が、収容所でのユダヤ人虐殺を目撃してからは、ユダヤ人救済に力を尽くすことになるわけだが、残念ながらそうした彼の心理変化はやや唐突な印象を受けた。他にも、長尺の割に説明が足りないと思われる箇所がいくつかあった。

しかし、それを差し引いても第一級のドキュメンタリー映画であることは疑いない。とりわけ、人物の細かな表情まで浮かび上がらせるモノクロ映像の美しさは特筆すべきだ。それによって惨殺シーンの衝撃がやや緩和される(前に観た『戦場のピアニスト』の方がもっとリアルだった)と同時に、そこだけワンポイントで彩色された蝋燭の炎や少女の赤い服が、観る者に強い印象を残す。

イツァーク・パールマンのヴァイオリンとボストン交響楽団のメンバーによる、ジョン・ウィリアムズの音楽も大変美しく、映像とよくマッチして切々とした哀しみを訴えかける。

2月27日 ジョグ10キロ
月間走行 150キロ
3月 1日 ジョグ10キロ

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