『アフリカの女王』
1951年、英。ハンフリー・ボガート、キャサリン・ヘップバーン。アマゾンの紹介文。
ドイツ領の東アフリカで、兄を亡くした敬虔な女性宣教師ローズは、呑んだくれの船長チャーリーを雇い、彼のオンボロ蒸気船「アフリカの女王」に乗って、沿岸一帯を支配するドイツ軍の砲艦を撃沈する為に河をくだってゆく。はじめはいがみ合っていたものの、二人は様々なトラブルに遭遇しながら絆を深めて、力を合わせて砲艦に立ち向かってゆく。アフリカを舞台に凸凹カップルの冒険を痛快に描く、アクション、ロマンス、ユーモアが巧みにブレンドされたアドベンチャー映画の傑作。(引用終わり)
タイトルとジャケット写真から想像すると、白人のヒロインがアフリカ某国の女王に即位するまでの奇想天外なストーリー…かと思いきや、主人公たちがそういう名前の蒸気船に乗って川を下るというストーリーだった。(笑)
イギリス製作だが、まるでハリウッド映画のような単純明快な冒険映画である。チャーリーのことを途中まで「オールナットさん」と他人行儀に呼んでいたローズが、ある出来事を契機に「チャーリー」とファーストネームで呼び始めた瞬間、遅咲きの恋を知った女の顔になるところが面白かった。ただ、スリル満点のはずの急流下りのシーンは、合成したのが丸わかりのショボさだが、51年という時代を考えると仕方ないか。
ところで、音楽の演奏はノーマン・デル・マー指揮ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラとある。どこかで聞いた名前だと思ったら、ベートーヴェン交響曲全曲のベーレンライター新版スコアの校訂を行ったジョナサン・デル・マーのお父さんだったのだ。歴としたクラシックの指揮者・音楽学者で、リヒャルト・シュトラウスに関する書物も著しているそうだ。
1月31日 ジョグ10キロ
月間走行 110キロ
2月 2日 ジョグ10キロ
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