雪虫
朝、玄関先に出てみたら、白い綿くずのような虫が何匹かふわふわと飛んでいた。しばらく見ているうちに、初めて読んだ堂場瞬一の小説のタイトルにもある「雪虫」だと見当がついた。調べてみると、やはりそのとおりだった。
実物はもちろん、これまで画像でも見たことがなかった。アブラムシの一種で北海道、東北を中心に生息し、関東でも目撃例があるようだが、関西では珍しいのではないだろうか。名前のとおり粉雪が風に舞っているような印象があるが、寿命は大変短いそうで、儚さとか「もののあわれ」を感じさせる。
ガラケーカメラゆえ若干不鮮明だが、一瞬だけ手に止まった瞬間をとらえた。
偶然だが、これで「人生初」関係の記事が3連続となった。この歳になっても、まだまだ知らないことに出会えるのは、きっと良いことに違いない。
11月23日 ジョグ10キロ
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