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2017/06/18

屋敷神

「やしきがみ」と読む。前回の東海道街道走りのときに、民家の敷地に小さな祠が祭られているのを見て、何かの信仰と関係があるのだろうかと書いたが、やはり神様(おそらくは祖先神)を祭っているものと判明した。

古来不吉な方角とされる北西の角に置かれる場合が多く、確かに西向きに街道を走っていて、左側の家の角にだけあったと記憶している。陰陽道の影響で北東の場合もあるそうである。旧街道沿いにはやはり古い家が多いと見え、そうした古来の風習が今に残っているのであろう。

自分自身は生まれた時から団地育ちで、そうした風習にはトンと疎い人間だが、それにしても関西でこうした祠を民家の庭先で見かけたことがない(会社などで敷地の一角に稲荷を祭ってある例はよくあるが)。浄土真宗の地域では屋敷神はないそうで、それに該当するのかもしれない。

6月16日 ジョグ10キロ
6月18日 LSD40キロ

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