『駅馬車』
1939年、米。ジョン・ウェイン他。シネマトゥデイの紹介文。
1885年、アリゾナからニューメキシコへ向かう駅馬車に、騎兵隊の夫を訪ねる妊娠中の妻ルーシー(ルイーズ・プラット)、酒に目がない医者ブーン(トーマス・ミッチェル)、町を追放された酒場女ダラス(クレア・トレヴァー)などそれぞれに事情を抱えた男女8人が乗り合わせる。途中、お尋ね者のリンゴ・キッド(ジョン・ウェイン)も乗り込んだ駅馬車は次の町にたどり着くが、ルーシーの夫はインディアンに襲われたことにより負傷してしまい、遠くの町へ運ばれており……。(引用終わり)
名匠ジョン・フォード監督の西部劇だが、迫力あるアパッチ襲撃シーン(落馬したあと、馬車がその上を通過する決死のスタント!)だけでなく、それぞれの背景と立場を持つ乗客たちが描く人間ドラマも興味深い。ロマンスあり、サスペンスありと、映画の面白さがテンコ盛りになっていて、不朽の名作と言われるのも頷ける。
ところで、乗客のひとりの銀行家が、途中で護衛の騎兵隊がいなくなったことに腹を立て、ついには政府への不満をぶちまけるシーンがある。人生幸朗みたいなボヤキが続いた挙句、「実業家を大統領にしろ」というセリフが飛び出したので笑ってしまった。まさか、78年後の現在を予見していた? それより、映画俳優が大統領になったと聞いた方が驚いただろうな。(笑)
2月10日 ジョグ10キロ
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