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2016/12/31

2016年回顧

今日は大晦日の恒例で、第九をBGMに走り納めてきた。今年はジョン・エリオット・ガーディナー盤。これもベーレンライター新版による演奏と思われるが、演奏時間が1時間を切るキビキビした演奏は、ランニング向けと言えるかもしれない。

ところで、昨夜BSフジでラトル指揮ベルリンフィルの第九が放映され、ラトル自身による解説が興味深かった。例えば、第1楽章で第2主題が出る直前、74小節からの木管の経過句に終楽章の歓喜の主題の萌芽が見られるという指摘。

さらに、第4楽章525小節以降、ホルン1、2番がオクターブの嬰へ音で、通常版では同じリズムを3回、徐々に弱く繰り返す箇所は、自筆譜ではところどころタイで結ばれ、リズムが毎回微妙に異なっているそうだ。それによってもたらされる曖昧な響きと、直後の歓喜の主題の高らかな再現とのコントラストが見事なのだという。

しかしながら、この箇所はガーディナー盤では通常どおり、毎回同じリズムの演奏になっている。なぜこの説を採用しなかったのかは分からないけれども、そうした様々な解釈が成り立ちうるところが、名曲の名曲たる所以なのかもしれない。

さて、これまた恒例の今年の回顧。

 1月 北川景子結婚(笑)
 4月 初のインプラント手術を受ける
     東海道を走る(第2回小田原-興津)
     合わせて蛇松線廃線探訪(徒歩)
 7月 北海道旅行で湧網線廃線跡を走る
 9月 初めて交通事故被害者となる
10月 東海道を走る(第3回興津-見付)
     合わせて清水港線廃線探訪(自転車)
     WOWOWに加入
11月 大分旅行で耶馬溪鉄道廃線跡を走る

12月30日 ジョグ10キロ
12月31日 LSD20キロ
月間走行  210キロ
年間走行  2359キロ

それでは、皆様良いお年を!

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2016/12/28

『リトル・ランナー』

Littlerunner_32004年、加。原題 Saint Ralph。allcinema の紹介文。

1953年、カナダ・ハミルトンのカトリック学校。ここに通う14歳の少年ラルフは、タバコや性に対する興味が人一倍で、校則破りの常習犯。ある日、そんなラルフの母親が入院中に昏睡状態に陥ってしまう。看護婦の“奇跡でも起きない限りお母さんは目覚めない”との言葉にショックを受けるラルフ。ところが無理やり入部させられたクロスカントリー部で、コーチのヒバート神父が“君たちがボストンマラソンで優勝したら奇跡だ”と語るのを聞いたラルフは、自分が“奇跡”を起こして母を助けると誓い、猛練習を開始する。(引用終わり)

14歳の少年がボストンマラソンで優勝を狙うという設定自体、荒唐無稽の極みだが、そんなことはひとつの例え話として、どうでも良いように思えてくる。ちょっと拍子抜けするほど予想どおりの結末はおくとしても、全体としては少年の精神的・肉体的な成長を描くビルドゥングスロマンとしてよく出来ていると思う。

BAAも監修したボストンマラソンのシーンは当時の様子を再現しているものと思われ、約50年後のレースを走った自分にも興味深かった。観終わった後で、大事に保管している完走メダルを取り出してみたら、ほとんど同じデザインだった。

ただ、場面転換の度に出てくる聖人の記念日とか、何度か登場するニーチェの思想との対峙など、カトリックやキリスト教の常識的なことがらの理解があれば、もっと面白いシーンがいくつかあったような気がする。

12月28日 ジョグ10キロ

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2016/12/25

『岸辺の旅』

Kishibe_32015年、日仏。黒沢清監督。浅野忠信、深津絵里他。アマゾンの紹介文。

3年間失踪していた夫が突然帰ってきた。だが、夫は「俺、死んだよ」と妻に告げる。そして、夫が過ごした時間をめぐる、夫婦ふたりの旅がはじまった。夫の優介がこれまでにお世話になった人々を訪ねて歩くふたり。旅を続けるうちに、妻の瑞希と優介はそれまで知らずにいた秘密にも触れることになる。お互いへの深い愛を、「一緒にいたい」という純粋な気持ちを感じ合うふたり。だが、瑞希が優介を見送る時は刻一刻と近づいていた--。(引用終わり)

最近観た『ゴースト』に似た設定というべきか、この世に思いを残し、いわば「成仏」しきれない男が、妻とともに最後の清算をやり遂げるまでのストーリーである。ただ、『ゴースト』とは異なり、妻の側からも彼の姿は完全に見えていて、触れ合うことも出来る点がミソである。

この監督の作品は『贖罪』以来だが、ここでも影や色彩の変化の使い方など、映像表現の見事さが目立った。カンヌ国際映画祭で「ある視点部門」監督賞を受賞したそうで、今後も活躍が期待できる作家なのだろう。蒼井優、柄本明など芸達者な脇役陣の演技も良かった。

12月23日 LSD40キロ
12月25日 ジョグ10キロ

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2016/12/22

『リップヴァンウィンクルの花嫁』

Rvwbride2016年、東映配給。岩井俊二監督。黒木華、綾野剛、Cocco 他。公式サイトの紹介文。

2016年、東京の片隅で、それなりに、普通に生きていた私。しかし、その“普通”であることは、こんなにも残酷に、そしてあっさりと崩壊してしまった…。
結婚相手でさえ、ネットの出会い系サイトで探すことができ、家族や友人などの人間関係さえサービスとして購入できるこの時代、物事をあまり考えず、感情を波立たせず、というように「人並み」に生きていたひとりの女性が、いろいろな出会いと経験を通して、生まれ変わっていく、という現代版「女の一生」。(中略)
女の子が日常の中で「ありえなそうだけど、現実にはそんなこともある」事件や不条理に出会いながら成長していくという物語は、岩井俊二監督が非常に得意とする映像テーマ。本作はその通奏低音に、格差やおカネの問題、自立すること、恋愛の多様なあり方など、現代社会が今、そして、これから抱え続けて行くだろう問題が響き続けている。(引用終わり)

同サイトには映画監督や評論家の賛辞が多数掲載されていて、クロウト筋にも評価の高い作品であるようだ。実際、先の展開が全く読めず、ぞわぞわするサスペンスを絶えず感じさせながら、最後まで観客を惹きつけて止まない。美しい映像にクラシック音楽がよく合い、場面場面のテンポ感も良く、180分もの長尺を全く感じさせない。

インターネット、SNSによって人間同士の繋がりが大きく変容した現代社会の諸相を織り込みつつも、その根底に響いているのは、恋愛や友情などのリアルな人間関係、死への恐怖、そして親子の絆といった不変のテーマである。

何となく人並みに生きてきた、少し頼りなげな主人公を黒木華が好演。いかにも怪しげだけれど、意外に頼れる何でも屋を演じた綾野剛もさすがだ。さらに、Cocco が終盤の長いモノローグを見事に聞かせ、最後はりりィがまさかの演技で泣かせてくれる。今年観た中ではベスト作品だ。

12月20、21日 ジョグ10キロ

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2016/12/19

『オデッセイ』

Martian_32015年米。リドリー・スコット監督。マット・デイモン主演。アマゾンの紹介文。

人類による有人火星探査ミッション<アレス3>が、荒れ狂う嵐によって中止に追い込まれた。ミッションに参加した6人のクルーは撤収を余儀なくされるが、そのひとりであるマーク・ワトニーは暴風に吹き飛ばされ、死亡したと判断される。しかしワトニーは奇跡的に生きていた。独りぼっちで火星に取り残され、地球との交信手段もなく、次にNASAが有人機を送り込んでくるのは4年後。サバイバルに不可欠な食糧も酸素も水も絶対的に足りない。そのあまりにも過酷な現実を直視しながらも、ワトニーは決して生き延びることを諦めなかった。やがてワトニーの生存を知って衝撃を受けたNASAや同僚のクルーは、地球上のすべての人々が固唾をのんで見守るなか、わずかな可能性を信じて前代未聞の救出プランを実行するのだった……。(引用終わり)

原題 THE MARTIAN  は「火星人」という意味で、同名の原作小説は『火星の人』となっているそうだ。『オデッセイ』というかけ離れた邦題にしたのはどういう意図だろうか。映画の中でも「この惑星唯一の植物学者」という表現や、国際法上は火星も公海と同じ扱いになるという話が出て来るだけに、どうも腑に落ちない。

それはともかく、主人公が最後まで諦めず、人知の限りを尽くして生き延びるという単純明快なストーリーが素直な感動を呼ぶ。以前に観た『アポロ13』に通じる展開とも言え、最後はコンピューターによる制御ではなく、人間の直感的判断に委ねられるところも似ている。

ただ、乗組員同士のきついジョークや音楽ネタなど、クスっと笑える箇所も結構あり、絶体絶命の深刻な状況をうまく中和している。NASAの全面協力によるリアリティ溢れる映像といい、大ヒットとなったのも頷ける娯楽大作だ。

12月18日 ジョグ10キロ

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2016/12/16

しもやけ

例年、手の指のしもやけに悩まされる。そもそも、1日おきに10キロ走る人間が血行不良など考えにくいのだが、実際この時期はジョグから戻ると手がかじかんでいるし、さらに体質や食物などいろいろと関係しているのだろう。

今冬もその兆しがあり、悪化しないうちに対策を講じることにした。最近とかく評判の悪い某まとめサイトで調べてみたら、温水と冷水に交互に浸けると良いとある。それぐらいなら誤情報でも害はなかろうと、数日前から試している。

やけどしない程度のお湯と、冷たい水道水に交互に浸けると、指先にチリチリした感覚が走り、毛細血管が刺激されている(たぶん・笑)のを実感する。それを日に何回かやっているうちに、赤い腫れが多少治まってきた。これからも続けていこうと思う。

ところで、自分の場合、最もしもやけになりやすいのは右手の薬指である。古代ギリシャでは左手の薬指は心臓と愛情静脈で直接繋がっていると考えられていて、そのため結婚指輪はその指に嵌める風習が出来たという説を聞いたことがある。してみると、右手薬指はその反対側に当たるので、血行が悪いということだろうか。(笑)

12月14、16日 ジョグ10キロ

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2016/12/13

『小野寺の弟・小野寺の姉』

Onodera2014年、製作委員会。片桐はいり、向井理ほか。KINENOTE の紹介文。

小野寺進と姉のより子は、早くに両親を亡くし、それ以来ずっと二人で一緒に一軒家に住んでいる。33歳になった進(向井理)は真面目ながら寝癖をつけたままにしておくようなズボラな面がある。恋には奥手で、より子(片桐はいり)からは過去の恋を引きずっていると指摘されることがある。40歳になるより子は髪型に強いこだわりを持っており、きっちりしている。特に仲がいい訳ではないが、笑いあい、不器用ながらも互いを大切に思い暮らしていた。ある日家に誤配達の郵便が届いたことから、二人に転機が訪れる……。 (引用終わり)

前に観た森田芳光監督の『間宮兄弟』の姉弟版とでも言えば良いだろうか。二人だけで暮す日常がほのぼのとしたタッチで描かれる中、ちょっとした事件が起きて、すれ違いが生じたりする。結局は元の生活を取り戻すことになるのだが、その過程で二人とも貴重な教訓を学んでいる。

何と言っても片桐はいりの存在感が抜群で、眼鏡屋の店頭にただ立っているだけでも何かが伝わってくる気配がある。向井理は大きな黒縁眼鏡をかけて珍しく三枚目的な役を演じているが、意外にはまっていた。本当は松田龍平あたりがピッタリだろうが。(笑)

監督の西田征史という名前をどこかで聞いた覚えがあると思ったら、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の脚本を書いた人だった。映画やテレビの脚本を何本も書いているが、監督は本作が初めてだそうだ。

12月12日 ジョグ10キロ

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2016/12/10

ビールジョッキを新調

家呑みではビールと焼酎の水割りを飲むが、いつも中ジョッキを愛用している。分厚いガラス製の業務用で居酒屋気分が味わえるうえ、350mlの缶ビール1本分がちょうど入るのも便利だ。2008年の暮れにハードオフで見つけて63円で買ったものだ。これほど値打ちのある63円というのはこれまで記憶にない。

しかし、さすがに8年間ほぼ毎晩使い続けてきたせいで、細かい擦れキズが多数ついて、表面が白く濁ってしまっていた(写真右端)。使用には差し支えないものの、そろそろ新品をと思って物色してみると、某オークションサイトに同等の商品が出品されていた。

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3本セットで1080円。他に落札者はなく当初価格のまま購入できたが、送料が870円かかったので、1本あたり650円と、先代の10倍強にもなったが、今回は新品なのでまあ許せる範囲だろう。1本を5年使ったとして、これで15年は大丈夫という計算だ。一体何杯飲めるだろうか。(笑)

12月 8日 LSD20キロ
12月10日 ジョグ10キロ

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2016/12/07

『ゴースト ニューヨークの幻』

Ghost1990年、米。パトリック・スウェイジ、デミ・ムーア、ウーピー・ゴールドバーグ他。Yahoo! の紹介文。

強盗に襲われ命を落とした男は、幽霊となって恋人の側に現れるが、彼女には彼の存在がまるで伝わらない。やがて自分を殺した強盗が彼女にも迫っている事を知った男は、彼の声を聞く事の出来る霊媒師の力を借りて危険を知らせようとするが……。サスペンスとロマンスがほどよくブレンドされ日本でも大ヒットした作品。(引用終わり)

基本的には切ないラブ・ロマンスでありながら、サスペンスあり、コミカルな掛け合いあり、標題どおりのホラーも少々と、いろんな要素をうまく盛り込んでいる。

主人公サム役のスウェイジがいかにも善良すぎるのと、対する悪役とのいかにもアメリカ的な分かりやすい対比は、少々物足りない感じがした。本作でブレークしたというデミ・ムーアはボーイッシュを超えて透明感のある佇まいを見せて秀逸だった。

ところで、最初の方で、銀行に勤める主人公が日本から「コバヤシ」なる顧客を迎える場面がある。彼は片言の日本語を覚えたり、どんなジョークが受けるか頭を悩ませたりするのだが、ソニーがコロンビア映画を買収したバブル当時の状況を反映していて面白かった。

12月6日 ジョグ10キロ

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2016/12/04

2ヵ月一覧型カレンダー

読んで字の如し。当月と来月のカレンダーを一度に見られるようにした便利な商品だ。発行元は手帳で有名な高橋書店である。

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これまでも先の予定を考える際など、来月のカレンダーを見たいという場合は結構あり、そのため来月のカレンダーをコピーして、当月の下に貼りつけたりしていたけれど、これでもうその必要はなくなった。

写真は年初の1、2月分だが、1月をめくると3月になっていて、真ん中で折り返すと上下逆になり、2、3月分となるのだ。その仕組みは文章ではとても説明できないけれど。(苦笑)

ところで、最後の頁に再来年1年分のカレンダーが掲載されている。2018年・・・。恐ろしいことに、とうとう還暦を迎える年が近づいているのだ。(泣)

12月2、4日 ジョグ10キロ

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2016/12/01

チプカシ

「チープカシオ」を略してそう呼ぶらしい。1個1000円前後のカシオ製のデジタル腕時計のことだ。あまり儲からないせいか時計店の店頭でもあまり目にしなくなっていたが、薄くて軽いうえに、値段の割に正確で、普段使いには十分な機能を有していることから、最近になって再び見直されているようなのだ。

自分は昔からこのタイプのものを愛用していて、もう何個買い替えたか覚えていないくらいだ。何せ、電池交換の費用と新品の価格とが大して変わらないというシロモノなのだ(笑)。現有品はF-84Wという型番で、チプカシファンのサイトによれば代表的なモデルなのだそうだ。

それはともかく、長年の使用でウレタンのバンドの方が先に寿命が来たようで、いつも使う穴のところでプツリと切れてしまった。いっそ久々にまた新品を買おうかとも思ったが、バンド交換で済むならそれに越したことはない。

アマゾンで検索してみると、元のものとほとんど同じデザインのバンドが700円で売られていた。送料は無料。ちょっと高い気もしたが、送料の必要な新品を買うよりはマシだ。早速注文して、取替えにも無事成功した。バンドだけ新品になったチプカシ君、これからもまだまだ使うぞ!

Cheapcasio

11月30日 ジョグ10キロ
月間走行  188キロ

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