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2016/11/06

『転校生』

Tenkosei1982年、松竹。大林宣彦監督。尾美としのり、小林聡美他。allcinema の紹介文。

山中恒のジュブナイル『おれがあいつであいつがおれで』の映像化作品。一字違いの幼なじみ・斉藤一夫と一美は、石段から転げ落ちたことで、人格が入れ替わってしまう。二人はそのことを秘密にしつつ、なんとか元に戻ろうと努力するが……。大林宣彦の故郷でもある尾道を舞台に、シチュエーション・コメディの要素を含みつつノスタルジックな青春ドラマに仕上げている。(引用終わり)

いろんな人が青春映画の名作としているのに、なぜかレンタルDVDが出ていなくて観る機会を逃していたが、先日WOWOWで放映された。

何と言っても、尾美と小林、主演二人の演技の素晴らしさに尽きる。男女の入れ替わりという設定は、平安時代の「とりかへばや物語」など意外に古くからあるもので、最近でもそういうアニメ作品が好評を博しているようだが、これを実写で見事にやってのけている。

性に目覚め、異性の身体に強い関心を抱く年代の少年少女が、実際に異性の身体を持ってしまったらどうなるのか。SF的なストーリーながら、その年代の人間なら誰でも抱く、甘酸っぱく切ない心情が余すところなく描かれている。

また、入れ替わる前と元に戻った後は8ミリを含めたモノクロ映像で、最初に一美が引っ越して来て、最後に一夫が引っ越して行くという具合に、全体が大きなシンメトリー構造になっているのも面白かった。

11月4日 LSD20キロ
11月6日 ジョグ10キロ

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