『ぼくのおじさん』
2016年、東映。封切映画を観るのは久々だ。公式サイトの紹介文。
担任のみのり先生(戸田恵梨香)から、学校の作文コンクールの宿題を課せられた小学生のぼく=春山雪男(大西利空)。「自分のまわりにいる大人について」というのがテーマ。公務員の父(宮藤官九郎)と専業主婦の母(寺島しのぶ)では面白いものが書けそうにない。
居候しているぼくの“おじさん”(松田龍平)は大学の非常勤講師。哲学を週に一コマ教えているだけで、いつも万年床でゴロゴロして、ニャム(うちのネコ)よりも働かない。おまけに超貧乏でケチ、ドジで運動神経もゼロ。いつもくだらないイタズラをしてはぼくや妹よりもお母さんに叱られて、お説教をされても反省するどころか屁理屈ばかりこねている。雪男は、そんなおじさんを題材に『ぼくのおじさん』という作文を書くことにする。(引用終わり)
イオンモール内にあるホンダで新車12か月点検をしてもらっている間に観ることにした。イオンの巧妙なテナント戦略に完全に嵌っている。(苦笑)
松田龍平が相変わらず飄々としたいい味を出しているし、子役の大西利空も「ビミョー」な表情を含めてなかなか芸達者だ。妹役の子はセリフ棒読みでいまひとつだったが。
「おじさん」はお見合い相手に一目惚れして、彼女を追ってハワイに行くことになるのだが、ユーモアたっぷりで、ちょっとほろ苦い結末は、いかにも原作者北杜夫らしい。
Es ist gut!
映画では「これでよし」としていたが、「これでいいのだ」の方がぴったりだと思う。(笑)
11月10、12日 ジョグ10キロ
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