『マンマ・ミーア!』
2008年米。メリル・ストリープ、アマンダ・セイフライド他。allcinema の紹介文。
ギリシャの美しいリゾート地、カロカイリ島。小さなホテルを営む母ドナと2人暮らしのソフィは、恋人スカイとの結婚式をいよいよ明日に控えていた。またそんな彼女には、“父親と結婚式のヴァージン・ロードを歩きたい”という密かな夢があった。しかし、母子家庭で育ったソフィは未だに父親が誰なのかを知らない。そこで母の昔の日記から、父親であろう3人の男性、建築家のサム、銀行マンのハリー、冒険家のビルを探り当て、ドナに内緒で結婚式の招待状を送ってしまっていた。やがて、道中鉢合わせた3人が揃って到着。ソフィは結婚式のサプライズのため、ドナの目が届かない場所に彼らを匿うことに。ところが、ドナが偶然3人を目撃してしまったことを機に、様々な問題が湧き起こっていく…。(引用終わり)
『ジュリエットからの手紙』のアマンダつながりで観てみたが、残念ながらそれ以外はピンと来ない作品だった。やはりオッサンには「登場人物が突然歌い出す」ミュージカルはどうも馴染めない。ストーリーそのものが半ば荒唐無稽な上に、それがしばしば歌で中断されて気が散ってしまうのだ。
ただ、往年のABBA(最初のBの裏文字はどうやれば出るのか)の数々のナンバーは懐かしい限りだし、エンドロールでアマンダが歌う「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」はなかなかの名唱だと思う。ロケ地ギリシャの青い海や空、美しい風景も印象的だ。
ところで、ソフィの父親らしき男が3人、ソフィの仲間も3人組なら、ドナの昔のバンドも3人組である。これはモーツァルトの歌劇「魔笛」の3人の童子、3人の侍女などを想起させる。勝手な憶測ながら、もしかすると本作もフリーメイソンの影響を受けているのかもしれない。
9月25、27日 ジョグ10キロ
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