『暗くなるまで待って』
1967年米。テレンス・ヤング監督。allcinema の紹介文。
オードリー・ヘップバーンが盲目の人妻に扮したサスペンス・スリラー。夫のサムが見知らぬ女性から受け取った人形にはヘロインが隠されていた。ヘロインを奪い返そうとする組織のリーダー、ロートは、マイクとカルリーノの二人と共にサムのアパートで人形を探すが見つからない。そこで、妻のスージーが盲目である事を知った3人は、人形の行方を突き止めるために一芝居打つ事に……。(引用終わり)
同名の演劇作品を映画化したもので、ほぼヘンドリクス夫妻のアパートのみを舞台に、少数の登場人物の心理劇が繰り広げられる。クライマックス場面のある演出も元舞台作品ならではだろう。
ロート、マイク、カルリーノの三人組は、たまたま報道されていた事件をネタに、今で言う劇場型振り込め詐欺顔負けの芝居を打って、ヘロイン入りの人形を強奪しようとするが、スージーは盲目であることを逆手に取った機転で対抗する。ロートを演じたアラン・アーキンの冷酷な無表情(?)がとても怖い。
ところで、夫サムを演じたのはエフレム・ジンバリスト・ジュニアという俳優で、父親は同じ名前の往年の名ヴァイオリニストだった。その演奏に接したことはないが。
9月4、6日 ジョグ10キロ
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