『アントマン』
2015年米。ペイトン・リード監督。ポール・ラッド他。アマゾンの紹介文。
やる気も能力もあるのに、なぜか空回りばかりのスコットは、仕事も家庭も失い絶体絶命…。そんな彼にオファーされた最後にして唯一の“仕事”は、身長わずか1.5cmになれる驚異の“スーツ”を着用し、神出鬼没のヒーロー“アントマン”となることだった。スーツを発明した天才科学者ハンク・ピム博士と博士の娘ホープの指導の下、猛特訓が始まる。最愛の娘のために挑戦を決意した彼は、本当のヒーローとなり、人生のセカンド・チャンスをつかむことができるのか? そして、アントマンに託された決死のミッションとは…?(引用終わり)
「死ぬまでに…」などと言わず、たまには肩の凝らない映画も観てみようと思ったのだが、なかなかどうして。「蟻男」が活躍する単なるSFコメディかと思いきや、原子物理学から大国の軍備競争、家族愛にラブロマンスと、結構いろんな材料が織り込まれていて、大人から子供まで楽しめる娯楽作品だった。ピンポンのラケット、きかんしゃトーマス、大きくなった蟻など、笑える小ネタも満載だ。
それにしてもこの主人公、「電気工学の修士号を持ってる」というだけあって、最新のセキュリティシステムも易々と突破できる能力を持っている。それならもっと真っ当な職業に生かしてはどうかと思うのだが、それが難しい現代社会の実相まで映しているとすれば、結構深い映画なのかもしれない。
8月16、18日 ジョグ10キロ
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