温度湿度計を買った
一年で最も暑い季節を迎えた。まだ一応ランナーなので、普通の人間より「暑熱馴化」できていると思うが、さすがにエアコンをつける機会が多くなった。ただ、その判断はなかなか難しい。これまでは温度計を見ながら自分の感覚で判断していたが、ボタンを押す際にはいつも、年間で最も単価の高い電気を使うことに罪悪感を感じていた。
それを多少とも減じるためには、エアコンをつけるタイミングをもう少し客観的かつ科学的に判定出来れば良いだろう。調べてみると、WBGTという「暑さ指数」があり、天気予報で発表している熱中症の危険度はこれに基づくものらしい。
さらに調べてみると、このWBGTは正確には湿球温度、黒球温度、乾球温度というものから算定されるそうだが、温度と湿度だけで速算する簡便法があることが分かった。それがこの表である。
このマトリックスで赤や濃い赤の領域は危ないということである。これまで主観的判断でエアコンをつけていたのも、概ね赤の領域に入る辺りだったと思われる。なるほど、一目瞭然とはこのことだ。
そこで今回、温度湿度計を購入することにした。ネットで調べてみると様々な商品が出回っているが、ある程度の測定精度があって、デザイン的に満足がいくものは少ない。結局選んだのはこれ。
温度湿度の数字が大きくて見やすいだけでなく、木目を配した落ち着いたデザインで、コンポの操作ボタンにもかからないので丁度良い。熱中症以外に食中毒、インフルエンザ、カビ・ダニの注意報も表示されるようになっている。
これで今後はエアコンをつけるタイミングを、WBGTに基づいて客観的に判断出来ることになった。罪悪感は多少緩和されるだろうが、だからと言って電気代が安くなるわけでは決してない。(苦笑)
7月29、31日 ジョグ10キロ
月間走行 176キロ
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