風邪薬で風邪は治らない
免疫力に相当な自信を持つ私としては大変不覚ながら、久々に風邪を引いてしまったのだ。このところの気温変動のせいかと思われるが、すぐに治ると高をくくり、いつもどおりジョギングしたのが最もいけなかったのだろう。(苦笑)
それはともかく、これまでの惰性で家にあった総合感冒薬をつい飲んでしまった。確かに熱はすぐ下がり、体もラクになったかに見えたが、なかなか風邪は治らない。
それもそのはず。風邪薬は「風邪を治す」ものでは決してなく、あくまで「風邪の諸症状を緩和する」だけのものだからだ。薬を飲んで熱は下がっても、人為的に下げただけで、それが治癒に繋がることはないのだ。
それどころか、かえって治癒を遅らせる結果になるとの指摘もある。風邪を引いた人が発熱するのは、白血球などの免疫作用をより強くするためであり、無理して熱を下げることは、折角の免疫作用を弱める結果になるのだ。むしろ温かい状態で十分な休養を取って、人体に備わった免疫作用に治癒を任せるのが一番良いのだ。ここでもまた、GO WILD が正解なのである。
ということで、薬の服用はやめ、最近していなかった昼寝までして休養に努めた結果、ほぼ治ってきたところだ。健康の有難み、人体機能の素晴らしさを改めて痛感している。
4月6日 ジョグ10キロ
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