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2016/03/01

もう一人の自分の目

山路徹。バラエティ番組はほとんど見ないのでよく知らないが、不倫報道があると呼ばれることが多いコメンテーターらしい。世の中には色んな人間がいるものだ。(苦笑)

それはともかく、朝日新聞のインタビューに答えた彼の発言が、何だか心に残っている。自身の不倫騒動の後、再びTVに出られるようになった経緯について述べた直後の発言だ。

(不倫のことを言われても)もう、しょうがないと思うしかない。耐えるんですよ、自分を殺して。世間には「キワモノ見たさ」がある。僕がいやがることをみんなは見たい。逆に、僕が伝えたいことなんて、誰も聞かない。それをわかってないと、自分が何かを伝えたと思っても、それは自己満足でしかない。世間にわかってもらうために、自分をもう一人の自分の目で見られるか、は大きいですよ。

もちろん、不倫がどうこうということではない。「もう一人の自分の目」というのが、単にマスコミへの対処方法という以上に、人間について、特に他者との関係について、かなり深い洞察を含んでいるのではないかと思うのだ。

自分自身、「もう一人の自分の目」を持てないことが多いと自覚する。それが自分という人間の未熟さの、核心部分に関わっているらしいことも、おぼろげながら分かる…ような気がする。まだまだだなあ。(溜息)

2月29日 LSD20キロ
月間走行 180キロ

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コメント

年を取っても全く比例することなく成長しないので
未熟のままです。(^^;
冷静に自分を分析してる時もありますが、言動は幼稚だったりします。
困ったもんです。(--)

投稿: くー | 2016/03/06 19:12

くーさん
まあ、自分が未熟であるなどと思いもせず、
傍若無人に振舞う人間よりはマシ、
と思うしかないのかなと。

投稿: まこてぃん | 2016/03/07 08:37

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