『ゴーン・ガール』
2014米。デヴィッド・フィンチャー監督。ベン・アフレック、ロザムンド・パイク他。公式サイトの紹介文。
結婚5周年の記念日。誰もが羨むような幸せな結婚生活を送っていたニックとエイミーの夫婦の日常が破綻する。エイミーが突然姿を消したのだ。リビングには争った跡があり、キッチンからは大量のエイミーの血痕が発見された。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然な夫ニックへ疑いの目を向けていく。新妻失踪事件によってミズーリ州の田舎町に全米の注目が集まり、暴走するメディアによってカップルの隠された素性が暴かれ、やがて、事件は思いもよらない展開を見せていく。完璧な妻エイミーにいったい何が起きたのか――。(引用終わり)
妻はどこへ行ったのか? 失踪か殺人か? 状況が二転三転し、最後まで目が離せないサイコロジカル・サスペンスである。意外な結末は、考えようによっては最も恐ろしいとも言える。それが結婚というものの真実なのだとすれば。
警察から事情聴取を受けたニックが、妻エイミーの友人のことも、昼間の行動も、血液型さえも知らないことが露呈する場面で、思わず自分の胸に手を当てた。程度の差こそあれ、結婚している人すべてにとって、決して他人事ではない問題を突きつけていると言えよう。
2月21日 ジョグ10キロ
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