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2015/12/31

走り納め

今日は大晦日恒例の走り納めで、芋ケ峠まで往復のLSD。BGMは1986年録音のヴァント指揮NDR響の第九である。終楽章の歓喜の主題の裏で吹くファゴットはソロのはずだが、第2ファゴットも重なっていたので驚いた。調べてみたら、コントラバスのパートを吹くよう、ベートーヴェンの自筆譜には書いてあったらしい。びっくりぽんや。(笑)

これまた恒例の今年の回顧で締める。今年も何だかんだあったのだなあ。

 3月 篠山マラソンDNS、前年の大阪マラソンが最後のレースとなる
     筑波鉄道廃線跡を走る
     ブログ開設10周年
 4月 息子社会人となる
     タブレットを購入、ガラケーとの2台持ちとなる
 5月 西国街道を走る
     片上鉄道廃線跡を走る
 6月 大仏鉄道廃線跡を走る
 7月 足底腱膜炎発症のため2か月間休養
 8月 昼食抜き1日2食生活を開始
10月 東海道を走る(第1回日本橋―小田原)
     下津井電鉄廃線跡を走る
11月 車を買い替え

皆様、よいお年を!

12月28、29日 ジョグ10キロ
12月31日    LSD20キロ
月間走行     210キロ
年間走行     1755キロ

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2015/12/27

『殺人狂時代』

Monsieurverdoux1947年米。チャップリン脚本、監督、主演。Yahoo! 映画の紹介文。

35年間まじめな銀行員だったアンリ・ヴェルドゥは不況のあおりで失業、足の悪い妻と幼い息子を抱えて新しい職を捜さなければならなかった。一方ヴェール家では、3カ月程前にヴァーネイなる男と結婚したまま消息を絶ったテルマの身を案じて警察に届けていた。奇妙な事に彼女はパリの銀行から預金を全額おろしていた。すでにフランス各地で婦人の失踪事件が12件も発生している事実を重視した警察は、誘拐殺人事件とみて捜査を開始するが……。(引用終わり)

チャップリンの映画でありながら、おなじみの放浪紳士チャーリーのキャラクターを捨て、ギャグもほとんどないシリアスな展開に違和感を覚えた。登場人物の人間関係が複雑な割には説明が少なく、筋を追うのに苦労する。しかし、チャップリン本人は自身の最高傑作と評価していたそうだ。淀長さんの『黄金狂時代』といい、クロウトの評価は難しいものだ。

ただ、主人公の「一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数が(殺人を)神聖化する」というセリフが心に残った。この作品もやはり、『独裁者』の系譜に連なることを示している。

12月26日 ジョグ10キロ

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2015/12/24

『独裁者』

Dictator_31940年米。チャップリン脚本、監督、主演。Yahoo!映画の紹介文。

1918年の第一次大戦末期、トメニアのユダヤ人一兵卒チャーリーは飛行機事故で記憶を失い入院する。それから数年後のトメニアは独裁者アデノイド・ヒンケルの天下で、ユダヤ人掃討の真っ最中。そんな折、退院したチャーリーは生まれ育ったユダヤ人街で元の床屋の職に戻る。親衛隊の傍若無人ぶり、特にそれが恋人ハンナに及ぶに至り、彼は勇猛果敢かつ抱腹絶倒のレジスタンスを開始。それがどういうわけかヒンケル総統の替え玉を演じさせられることになり……。(引用終わり)

言うまでもなく、ヒトラー率いるナチスの専横、とりわけユダヤ人迫害を強烈に批判した作品である。最後の6分間に及ぶ演説が有名だが、ヒトラーの性格や行状をギャグにして笑い倒すところ、そしてこれがナチス全盛の同時代に制作されたという事実こそ、チャップリンの真骨頂と言えよう。

最初の方にヒンケル総統がデタラメのドイツ語で演説をぶつシーンがあるが、これはチャップリンの完全なアドリブだそうだ。彼は他にも、中国人以外には中国語にしか聞こえないデタラメ中国語も操ったそうで、タモリを彷彿させるような芸を(逆か・笑)、早くも戦前から披露していたわけだ。

また、本作でも音楽が効果的に使われていて、ヒンケルが地球儀の風船と戯れる有名なシーンで流れる「ローエングリン」第1幕への前奏曲が、最後の場面で再び用いられ、総統が描いた夢、否悪夢ではなく、自由と民主主義が勝利することを暗示している。ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」に合わせて髭を剃るシーンも秀逸だ。

12月22、24日 ジョグ10キロ

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2015/12/21

『太秦ライムライト』

Uzumasa2014年イレブンアーツ・ジャパン他。福本清三、山本千尋他。公式サイトの紹介文。

かつて日本のハリウッドと呼ばれた京都・太秦。香美山(福本清三)は、太秦の日映撮影所に所属する斬られ役一筋の大部屋俳優。大御所の時代劇スター尾上(松方弘樹)の時代劇も打ち切られ、出番がない日々が続く中、香美山は、駆け出しの女優・さつき(山本千尋)と出会う。
さつきは香美山に殺陣の指導を請うが、「女優さんに立ち回りの役はありまへんで」と言い断る香美山だったが、さつきの熱意に負け、やがて二人はともに殺陣の稽古をする師弟関係となる。香美山との稽古の甲斐もあり、時代劇でさつきはチャンスをつかみ、スター女優の階段を昇るべく、東京に旅立った。
・・・時が経ち、さつきが主演を演じる大作時代劇の撮影が撮影所で行われることになるが、香美山の姿もなく、お世話になった人が皆引退してしまったことを知り、いつしか大切なものを見失っていたことに気づく。体調を崩して引退して故郷で余生を送っていた香美山のもとを、さつきは訪れて復帰を懇願する。かたくなに復帰を拒否する香美山にさつきは稽古を申し込む。
一ヶ月後・・・香美山は撮影所にいた。最後に尾上と刀を交わすために。そして、最愛の弟子さつきに斬られるために・・・。(引用終わり)

言うまでもなくチャップリンの名作のリメイクであり、脚本の大野裕之は日本チャップリン協会会長を務めるチャップリン研究家にして、劇作家、映画プロデューサー、劇団とっても便利代表とのことである。

原作は道化師の主人公とバレリーナという設定で、どちらもショービジネスながら仕事そのものは別だったが、ここでは斬られ役のベテラン俳優と新人女優で、剣術の指導を通じて二人が師弟関係になることで、より関係性を深めていると言えよう。

立ち回り場面の迫力ある映像や、それを撮影する裏方の様子も興味深かったが、それを支える役者たちの努力や苦労がテーマだ。人気のない深夜の撮影所で黙々と竹刀を振る主人公の姿が印象的である。肋骨が浮き出た痩せた体で、文字通り老骨に鞭打って演技する福本清三の存在そのものが、この作品を支えている。ただ、セリフが多少聞きづらいのが残念だった。

12月20日 LSD40キロ

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2015/12/19

湿潤治療を実践

先日読んだ『傷はぜったい消毒するな』で紹介されていた、傷を一切消毒せず、乾燥させない「湿潤治療」を一度試してみようと思っていたが、昨日指先を鋸の刃で少し抉ってしまい、ついに実践する機会が訪れた(ヘンな奴)。

「キズパワーパッド」など市販品を使ってもいいのだが、今回はラップとワセリンによる簡便法でやってみた。やり方は簡単で、傷口周辺にワセリンを塗って、食品用のラップを巻き、後は絆創膏で固定するだけである。

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1日経過した時点で、もう半分は治ったのではないかと思う。これまでの経験だと完治まで1週間はかかったが、おそらく3、4日で済みそうな気がする(※個人の感想です・笑)。

確かにこれは効果ありだ。しかも、コストはほぼゼロに近い。

12月18日 ジョグ10キロ

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2015/12/16

『ライムライト』

Limelight1952年米。チャップリン脚本、監督、音楽、主演。ウィキペディアの紹介文。

かつてイギリス一と言われた道化師のカルヴェロ。いまや中年を過ぎすっかり落ちぶれ酒浸りの日々を送っていた。ある日カルヴェロは、自殺を企て意識不明で倒れていたテリーという美しいバレエの踊り子を助ける。すっかり失望して生きる気力を無くしていた彼女をカルヴェロは献身的に介抱し、もう一度バレエを踊らせる。
再び踊りはじめたテリーはダンサーの職を得、作曲家のネヴィルにも気に入られ新作バレエの第一ダンサーに抜擢される。一方のカルヴェロはカムバックに失敗し、逆にテリーに励まされる始末だった。
テリーに惚れ込んだネヴィルは彼女に愛を告白する。しかし彼女の想いはカルヴェロにあった。テリーはカルヴェロに結婚しようと言い出す。カルヴェロは年齢差や自らの境遇とテリーの順風満帆の現在を比べ、結婚話をばかげていると一蹴してしまう。カルヴェロは彼女の元を離れ辻音楽師へと落ちぶれてゆく。
テリーはヨーロッパ各地での興業でも絶賛される。ある日街角で偶然カルヴェロに再会したテリーは、もう一度彼を舞台に立たせるように手筈を調える。 再起の舞台で熱演するカルヴェロに観客は惜しみない拍手を送る。カルヴェロは熱演のあまり、予定よりも勢いよく舞台から転落、そのまま袖に運ばれる。テリーの脚光を浴びる姿を見ながらカルヴェロは息を引取るのだった。(一部省略、引用終わり)

大傑作である。チャップリンの喜劇役者としての人生の集大成と言えるような作品であり、またこの作品を最後に、彼はアメリカから国外追放されるという巡り合せともなった。

ようやく立ち直り、プリマの地位を得たテリーの将来を思い、彼女からの愛の告白を頑として拒み、彼女の元から去っていくカルヴェロの心情に心が打ち震えた。彼女の努力で立った最後のステージで渾身の演技を披露し、鳴り止まぬ拍手に応えたアンコールの最後に舞台から転落して、舞台袖で息を引き取ったカルヴェロは、まさに本望だったろう。

有名なテーマ曲がチャップリン自身の作曲であることを、実は最近になって知った。また、自身のセリフにはシェークスピアばりの名文句がいくつも出てくる。大変な才人だったのだ。最も気に入った文句はこうだ。

All it needs is courage, imagination, and a little dough.
(人生に必要なものは勇気と想像力、そして少しの金だ。)

12月14、16日 ジョグ10キロ

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2015/12/13

『モダン・タイムス』

Moderntimes1936年米。チャップリン脚本、監督、作曲、主演。ウィキペディアの紹介文。

大きな製鉄工場で働くチャーリーは、スパナを手にひたすらベルトコンベアーを流れる部品にねじを回し続けるという単純作業を繰り返していた。その様子はテレビモニターで監視され、休む暇もなく働かされていた。ある日、チャーリーは労働者の食事時間を節約する自動給食マシーンの実験台にされる。しだいにチャーリーの頭がおかしくなり、歯車に巻き込まれたり、工員や社長の顔に油をかけたりするなど様々なトラブルを起こしてしまう。結局精神病院送りになった彼は、退院した矢先にトラックから落ちた赤旗を拾う。するといつの間にかデモ隊の先導をきってしまい、そのリーダーと間違われて捕まってしまう。拘置所に入るが、脱獄囚を撃退した功績で模範囚として放免される。造船所の仕事を紹介されたが上手くいかず辞めてしまい、街をうろつく生活に。

拘置所が恋しくなったチャーリーはわざと無銭飲食をして捕まえられるが、護送車の中でパンを盗んだ浮浪少女と出会う。護送車が急カーブで横転し、外へ投げ出されたチャーリーと少女は逃亡する。少女と意気投合したチャーリーは、2人のために家を建てるという夢を胸に一念発起とばかり働き出す。デパートの夜回り、工場の技師の助手と仕事を獲得するが結局駄目で、しかも2件とも警察沙汰になるという不運な結果に終わってしまう。その後少女が勤め始めたキャバレーのウェイターの職を得る。見世物の「ティティナ」を歌って大成功したが、少女の微罪のため、そこも追われてしまう。最後に2人は、現代社会の冷たさと束縛に囚われない自由な生活を求め、旅立っていく。(引用終わり)

冒頭に作品の解題のような言葉があり、字幕では「人間の機械化に反対して、個人の幸福を求める物語」としているが、これは意訳というより翻訳者の解釈だろう。原文は次のとおりだ。

゛Modern Times."  A story of industry, of individual enterprise --- humanity crusading in the pursuit of hapiness.

individual enterprise は「個人の企て」ではなく「個別企業」で、全体は「産業と個別企業の物語、すなわち幸福追求の聖戦に参加する人類の物語」というのが文字通りの意味だと思う。産業や企業は本来、人間の幸福追求に資するものであるはずだという、痛烈な皮肉が籠められていると考えるべきではないか。

それはともかく、T型フォードに代表される大量生産システムが本格的に始まったばかりの20世紀初頭に、早くもその問題点、矛盾と限界を予言した作品ということは言えるだろう。そこに大恐慌時代の失業、貧困といった問題が重層的に絡み、随所に散りばめられたギャグも次第に笑えなくなってしまうほどの深みをもった作品であると思う。

12月12日 ジョグ10キロ

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2015/12/10

『黄金狂時代』

Goldrush1925年米。チャップリン自身のナレーションによる1942年のサウンド版で鑑賞。ウィキペディアの紹介文。

雪深い山に金鉱を捜し求めてきた一人の金鉱探し・チャーリー。猛吹雪に難渋した上、転がり込んだ小屋にはお尋ね者のブラック・ラーセンがいた。やがて、同じく猛吹雪で転がり込んできた金鉱探しのビッグ・ジム・マッケイと避難生活を送ることとなる。寒さと飢えがピークに達し、ビッグ・ジムはチャーリーがニワトリに見える始末。やがて靴を食べる生活まで始めた。
ビッグ・ジムと別れ、麓に出来た新興の街にやってきたチャーリーは酒場で出会ったジョージアに一目ぼれ。最初はチャーリーの単なる片思いであったが、ジョージアも粗暴なジャックに愛想を尽かし、チャーリーに少しずつ思いを寄せるようになる。(以下略、引用終わり)

『街の灯』で少しチャップリンの語法に慣れたこともあるが、彼自身のナレーションのおかげですんなりと作品世界に入り込めた。熊が後ろを歩いていたり、靴を煮て食べたり、寝ていた小屋が崖から落ちそうになったりと、現実なら身の毛もよだつような恐怖を笑いに変えてみせ、まさに「大人の芸」を感じさせる。

ラブストーリーとしてもよく出来ている。大晦日の夜に来るはずのジョージアを待ち続けるチャーリーの姿はいじらしいし、それを目にした彼女の心の動きが、古いモノクロ映像からも十分伝わってくる。

「熊蜂の飛行」「ウィリアム・テル序曲」といった名曲が、まるでこの映画のために作曲されたかのようにピッタリ嵌っているのにも驚く。「ジークフリートの葬送行進曲」みたいな音楽はオリジナルだろうか。

ところで、淀川長治氏はこの作品を全映画中のベストとしているが、自分にはそこまでの良さは理解できなかった。もっと年をとって再度観てみると分かるだろうか。

12月8、10日 ジョグ10キロ

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2015/12/07

ノーベル賞報道に再び喝!

大村、梶田両氏のノーベル賞受賞は喜ばしく、それに水を差すつもりは毛頭ない。しかし、我が国マスコミの異常な追っかけ報道は何とかならないものか。やれ羽田空港から出発しました、ホテルにチェックインしました、燕尾服を採寸しましたと、一挙手一投足まで報道する必要があるのだろうか。

これまでの受賞者にも同様な報道をしてきたから、ということぐらいしかその理由が思い当たらない。しかし、仮に今年から報道内容を減らしたとして、当の受賞者が気を悪くするだろうか。そんなことはあるまい。研究内容と何ら関係のない質問ばかりで、内心閉口しておられるに違いない。

外国、特に欧米諸国に評価されると舞い上がってしまう国民性が露呈されているようで、見ていて恥ずかしくなってしまう。フェノロサやタウトに評価されて初めて日本文化を見直し、今日でもなお、カネを出せば誰でももらえるという「モンドセレクション金賞」なるものを有難がる国民なのだ。

我が国初の受賞者というならともかく、もうそろそろ「ああ、今年も出てましたね」ぐらいの冷静な受け止め方はできないものだろうか。

12月6日 ジョグ10キロ

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2015/12/04

『街の灯』

Citylights_31931年米。チャールズ・チャップリン監督、脚本、主演。allcinema の紹介文。

世の中は極端に不景気。小男で風采もあがらず、服装もみすぼらしく、職もなく住むところもないチャーリーは、職にありつけそうもなく、毎日あちこちさすらい歩いてフーテン暮らしをしていた。そんな彼が一人の娘に恋をした。街角で花を売っている、盲目の貧しい娘だ。彼は彼女の目を治す為に、金を稼ごうと一大決心をするが……。(引用終わり)

チャップリン映画をちゃんと観るのは実は初めて。あまりに有名なものは忌避したがる性癖ゆえだが、死ぬまでに一度は観ておいた方がいいだろうと思った。全篇パントマイムと音楽、効果音のみで構成され、所々字幕によるセリフがあるだけの、隔世の感のあるモノクロ無声映画だ。

浮浪者の主人公と盲目の花売り娘のはかない恋という本筋のストーリーはともかく、これだけ終始ドタバタのギャグが連続する作品とは思わなかった。レストランやボクシングのシーンは、正に抱腹絶倒の面白さである。

ざっくり言って笑い9割、泣き1割といったところか。だからこそ、最後のシーンが胸に沁みる仕掛けになっているのだろう。いささか突飛な連想だが、吉本新喜劇もそんなバランスで出来ているように思う。横山エンタツはチャップリンの影響を受けていたという話もあるそうだし。(笑)

12月2日 LSD20キロ
12月4日 ジョグ10キロ

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2015/12/01

mp3 に宗旨替え

これまで、CDやFM放送を録音してウォークマンに転送する際は、ソニーの ATRAC3 というファイル形式を使ってきた。確かMDと同じ圧縮技術が使われていると記憶するが、音質の劣化もほとんどなく、家族もソニー製ウォークマンを使っているので、何ら不便はなかった。

ところが、今回購入したN-WGNのオーディオは ATRAC3 に対応しておらず、同形式のファイルは認識されない。現在主流となっている mp3 等のファイル形式でないとダメなのだが、随分以前、携帯音楽プレーヤーが出始めた頃に、この形式で圧縮した音楽のあまりにひどい音質に失望して以来、「mp3 は音が悪い」と思い込んでいた。

ところが、いろいろとやってみると、転送レートによって音質は異なり、レートをある程度上げてやると、ウォークマンやカーオーディオで聴く程度ならほとんど問題ないことが分かった。ひどい音だと思い込んでいたのは、実は転送レートが低いのが原因だったのだろう。

ということで、ネットワークコンポの設定を変えて、今後は mp3、256kbps で録音することにした。同時に新たな発見があって、FM放送を録音する際、DJの語りと音楽とを自動的に判別して、別トラックにする機能があることが分かった。曲の頭出し等が簡単に出来るようになり、大変便利になった。

11月30日 ジョグ10キロ
月間走行  150キロ

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