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2015/08/22

『キッチン』

Kitchen_21989年松竹。森田芳光監督。ツタヤの紹介文。

吉本ばななの大ベストセラーを「家族ゲーム」の森田芳光監督で映画化した疑似家族ドラマ。肉親を失い孤独となった少女と風変わりな親子の奇妙な同居生活を描く。幼い頃に両親を亡くし、祖母と2人暮らしをしていた少女・みかげ。その祖母も他界してしまい、ついには天涯孤独の身となってしまう。台所が好きな彼女は、いつしか孤独を紛らわすかのように冷蔵庫の脇で寝るようになっていた。そんなみかげの前に、ある日祖母の知り合いだったという青年・田辺雄一が現われ、自分の家に誘う。雄一のマンションに行ったみかげはそこで雄一の“母”と出会うのだが…。(引用終わり)

主演の川原亜矢子は当時18歳。国際的に活躍するモデルになる前のことで、初々しいというより、たどたどしいと言いたくなる独特のセリフ回しが妙に印象に残る。雄一役の松田ケイジも本作でデビューしたが、新感覚の小説を映画化するに当たって、いわゆる手垢のついていない新人を起用した意図は分からなくもない。

ただ、彼らの演技はどうしても未熟で、折角のいいセリフが生きていない感じがした。それに対し、「母親」役の橋爪功が怪演とも言うべき名演技を見せている。雄一のマンションの豪華で凝った内装、みかげが作る美味しそうな料理、ロケをした函館の風景など、画としての見応えは十分だった。

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