『探偵の探偵』
中堅調査会社が併設する探偵養成所に、決して笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という彼女には、自分から言えぬ過酷な過去があった。調査会社社長・須磨は玲奈の希望を汲み、探偵を追う“対探偵課”の探偵として彼女を抜擢した。怒涛の書下ろしシリーズ開幕。 (引用終わり)
同じくカバーの著者紹介によればこの作家は1968年生まれ、映画化された『万能鑑定士Qの事件簿』などと合わせ「累計1000万部を優に超える人気作家」なのだそうである。これまで名前を聞いたこともなかったが、確かに文句なしの面白さに唸ってしまった。
「探偵の探偵」という斬新な設定、スピード感溢れる展開、主人公玲奈の人物造形も際立つ。それに加えて、探偵業界の内情や調査の裏ワザ、パソコンに関する専門知識まで盛り込まれていて、第一級のエンターテインメント小説に仕上がっている。
ああ、7月からの木曜夜が楽しみだこと。(笑)
6月6日 休養
6月7日 ジョグ10キロ+登山
6月8日 休養
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