『レインマン』
1988年米。ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ他。アマゾンの紹介文。
事業に失敗して破産寸前のチャーリー(トム・クルーズ)のもとに、絶縁状態だった父親からの訃報が届く。帰郷した彼は、父の遺産が匿名の受益者に贈られると聞きショックを受ける。その受益者とはチャーリーがその存在さえ知らなかった自閉症の兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)だった……。(引用終わり)
何と言っても、ダスティン・ホフマンの名演技が光る。立ち居振る舞いや喋り方はもとより、物言わずともその表情や目つきからして、もう完璧な役作りである。
以下、ネタバレあり。
3月5日 ジョグ10キロ
3月6、7日 休養
3月8日 ジョグ10キロ
兄が相続した300万ドルの遺産を少しでも我が物にしようと、誘拐同前に兄を施設から連れ出したチャーリーだったが、幼少期の自分を歌で慰めてくれた「レインマン」が、実は兄レイモンドだったことを知り、チャーリーの心にほとんど初めての肉親愛が目覚める。
レイモンドを連れ戻しに来た管財人から25万ドルの「手切れ金」を渡されても、出来ればレイモンドと暮らしたいと願ったチャーリーは、要らないと突き返してしまう。しかし、兄と同居することにはやはり無理があり、レイモンドは列車でシンシナティに戻っていくことになる。切ないけれども、チャーリーの心に宿った温もりが窺えるこのラストシーンは、とても感動的である。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
これも観た覚えはあるのですが、中身までは忘れてました。(^^;
ただダスティン・ホフマンが上手だと思ったことは覚えています。
投稿: くー | 2015/03/08 23:20
くーさん
ダスティン・ホフマンを最初に観たのは『卒業』ですが、
そこから全くかけ離れた役でも何の違和感も感じさせない。
本当に凄い役者ですね。
投稿: まこてぃん | 2015/03/09 21:00