« 『時計じかけのオレンジ』 | トップページ | 結露対策 »

2015/01/29

『タクシードライバー』

Taxidriver_21976年米。ロバート・デ・ニーロ。アマゾンの紹介文。

タクシードライバーとして働くベトナム帰還兵のトラビス。戦争で心に深い傷を負った彼は次第に孤独な人間へと変貌していく。汚れきった都会、ひとりの女への叶わぬ想い ― そんな日々のフラストレーションが少女との出逢いをきっかけに、トラビスを過激な行動へと駆り立てる! ! (引用終わり)

いわゆるアメリカン・ニューシネマの代表作に数えられる作品。ベトナム戦争のトラウマを抱えたトラビス(ロバート・デ・ニーロ)が、汚れきった街での鬱屈した日常から脱しようとして自暴自棄になり、大統領候補の選挙事務所で働く女性に振られた腹いせから、大統領候補を暗殺しようとしたものの未然に阻止される。

しかし、街で偶然出会った12歳半の売春婦(ジョディ・フォスター)を、一味との激しい銃撃戦の末に救い出すことに成功する。瀕死の重傷から回復した彼は、マスコミから「英雄」に祭り上げられる。その結末に少し救われるが、ある意味それは痛烈な皮肉とさえ思える。

再会した選挙事務所の女性から「見直したわ」という目で見られても、何事もなかったように夜のニューヨークをタクシーで流し続けるトラビス。まさにハードボイルトである。バックに流れるバーナード・ハーマンのサックスが、その雰囲気をいっそう盛り上げている。

1月27日 ジョグ10キロ
1月28日 休養
1月29日 LSD37キロ

|

« 『時計じかけのオレンジ』 | トップページ | 結露対策 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『タクシードライバー』:

« 『時計じかけのオレンジ』 | トップページ | 結露対策 »