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2014/12/30

謎の仏頭

一昨日はいつもの仲間で吉野LSD納会を行なった。初詣ラッシュ対応ということで駅改札外のコインロッカーが使えなかったり、初めて昼食に利用した喫茶店で注文した品が出るまで30分待たされたり、芋ケ峠の防災ヘリポートで行われる救難訓練を初めて目撃したりと、いくつかハプニングがあったが、実はもうひとつあったことが後で分かった。

復路、峠を下りて、飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社を過ぎて少し行ったところにタクシーが止まっていて、何かの取材らしい一行がカメラを担いで飛鳥川の川辺に下りていくところを目撃した。紅葉の写真にしては遅すぎ、何が目的なのかその時は分からなかったが、翌朝TVを見ていて、これの取材だったことが分かった。

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川岸の岩の上に、大理石に刻まれた仏像の頭部が設置され、岩にモルタルで固定されているのである。新聞記事によれば今年5月頃に気づいた人がいたというが、一体誰が何の目的でこんなものを置いたのか、全く分からないという。

河川区域内に許可なく工作物を設置することは河川法違反であり、奈良県桜井土木事務所はご覧のような警告文を紐で括りつけた上で、来月末までに撤去されない場合は、行政側で現状回復を行う方針と伝えられている。

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明日香村には猿石や亀石、はたまたマ○石など、各所に謎の石造物が散在するが、こんな新参者は村民にも観光客にも歓迎されないだろう。

12月29日 休養

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