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2014/12/17

『グランド・ブタペスト・ホテル』

Gb2014年独英。アマゾンの紹介文。

美しい山々を背に優雅に佇む、ヨーロッパ最高峰と謳われたグランド・ブダペスト・ホテル。その宿泊客のお目当ては"伝説のコンシェルジュ"グスタブ・Hだ。彼の究極のおもてなしは高齢マダムの夜のお相手までこなす徹底したプロの仕事ぶり。
ある日、彼の長年のお得意様、マダムDが殺される事件が発生し、遺言で高価な絵画がグスタブに贈られたことから容疑者として追われることに。愛弟子のベルボーイ・ゼロの協力のもとコンシェルジュの秘密結社のネットワークを駆使してヨーロッパ大陸を逃避行しながら真犯人を探すグスタヴ。殺人事件の真相は解明できるのか!?(引用終わり)

豪華なホテルを主な舞台に、美しいインテリアや衣装が次々に登場する。その中で、殺人事件あり、サスペンスあり、ホラーあり、ロマンスありと、映画のいろんな要素をてんこ盛りにした、何とも贅沢な作りだ。その点では『シャレード』にも通じるものがある。

冒頭、このピンク色のホテルが現れた瞬間から、独特の映像世界に引き込まれてしまう。殺人犯に擬せられた主人公の逃亡劇という内容にもかかわらず、登場人物たちのセリフや動きはどこかコミカルで、ヨーロッパらしい大人のユーモアが感じられる。画面を左から右へ、また右から左へ、複数の人物が一列になって移動する場面が何度かあるが、その動きはどことなく微笑ましい。

しかし、内容的にはかなり深いものがあり、東欧にあったという架空の「ズブロフカ共和国」が、ナチス・ドイツと思われる勢力の軍事介入を受け滅亡する物語が下敷きになっている。エンドロールの最初に、「シュテファン・ツヴァイクの著作に触発された」とあり、オーストリア=ハンガリー帝国出身のユダヤ人思想家の影響を受けているのである。

12月15、16日 休養
12月17日    ジョグ10キロ

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