タイム・トラベル
親類の葬儀のため1泊2日で高松に行ってきた。高速道路網の整備で随分早く行けるようになったが、たとえ時間的な距離は短縮されても、何年も会っていなかった人々と再会し、別の時間・空間の中で暮らしている親類たちと過ごしたひと時は、さながらタイム・トラベルのようだった。
それはさておき、昨日の午前中時間が空いたので、泊めてもらった母の実家近くにある由良山(標高120.3M)に登ってみた。遠方からの山全体の写真を撮り忘れてしまったが、皇居にも使用されたという良質な石材が採掘された山で、そのため山頂付近から半分ほどえぐり取られたような特異な形状をしている。採掘場跡は断崖絶壁と池になっている。
山頂付近には防空壕の跡がある。山に登ってここまで辿り着くのは大変だったろう。
麓の神社参道脇に古い道標を発見。「當山四國道」とあるが意味はよく分からない。お遍路と何か関係があるのだろうか。左側面に「安政五年戊午十一月三日建之」の銘がある。幼少時から何度も来ている場所であるが、当然これまでその存在に全く気づいていなかった。
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