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2014/12/31

走り納め

今日は大晦日恒例、芋ケ峠まで往復の走り納め。BGMはサイモン・ラトル指揮ウィーン・フィルによる「第九」で、先日のN響同様、ベーレンライター新版による録音である。

昨年に続き、今年の主な出来事を記しておくこととしよう。

 2月 映画『花のあと』DVD鑑賞
    (これを機に北川景子に景倒、いや傾倒する・笑)
 3月 篠山マラソンで初のリタイア
 4月 下ツ道(中街道)を走る 
     娘が一人暮らしを開始
 5月 北欧旅行(ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、フィンランド)
 9月 全国消費実態調査(11月まで)
     紀州街道を走る
10月 大阪マラソンで自己ワーストを大幅更新
12月 東京で北川景子に会う(最後もそれかい・笑)

それでは、皆様良いお年を!

12月30日 休養
12月31日 LSD20キロ
月間走行    179キロ
年間走行  2,610キロ

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2014/12/30

謎の仏頭

一昨日はいつもの仲間で吉野LSD納会を行なった。初詣ラッシュ対応ということで駅改札外のコインロッカーが使えなかったり、初めて昼食に利用した喫茶店で注文した品が出るまで30分待たされたり、芋ケ峠の防災ヘリポートで行われる救難訓練を初めて目撃したりと、いくつかハプニングがあったが、実はもうひとつあったことが後で分かった。

復路、峠を下りて、飛鳥川上坐宇須多伎比売命神社を過ぎて少し行ったところにタクシーが止まっていて、何かの取材らしい一行がカメラを担いで飛鳥川の川辺に下りていくところを目撃した。紅葉の写真にしては遅すぎ、何が目的なのかその時は分からなかったが、翌朝TVを見ていて、これの取材だったことが分かった。

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川岸の岩の上に、大理石に刻まれた仏像の頭部が設置され、岩にモルタルで固定されているのである。新聞記事によれば今年5月頃に気づいた人がいたというが、一体誰が何の目的でこんなものを置いたのか、全く分からないという。

河川区域内に許可なく工作物を設置することは河川法違反であり、奈良県桜井土木事務所はご覧のような警告文を紐で括りつけた上で、来月末までに撤去されない場合は、行政側で現状回復を行う方針と伝えられている。

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明日香村には猿石や亀石、はたまたマ○石など、各所に謎の石造物が散在するが、こんな新参者は村民にも観光客にも歓迎されないだろう。

12月29日 休養

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2014/12/29

カピバラ!

最終の火曜日は奈良に帰るだけだが、途中寄り道をして伊豆シャボテン公園を訪れた。お目当ては「元祖カピバラの露天風呂」。私以上にカピバラファンの息子を一緒に連れて帰り、交通費を浮かせようという魂胆もあったりする。(笑)

13時頃に公園に到着。入場料はネット割引でも1人2050円するが仕方ない。早速カピバラの露天風呂前に急ぐと、もうかなりの人だかりがしている。カピバラたちも「お風呂まだかなぁ?」という表情である。

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お湯が入り始めるや、お父さんカピバラを先頭にすぐに風呂に移動し、お湯が溜まる前から入っている。南米原産の動物なので、寒い冬は温かい風呂が大好きなのだ。前日が冬至ということで、一丁前に柚子湯と洒落こんでいる。

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飼育員のお兄さんがイタズラして頭に柚子を乗っけても、全く気にならない様子。

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「ああ、極楽極楽」

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「いい湯だったなぁ。さあ、ビールでも飲もうっと」(笑)

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見ているこちらまで癒されるひと時だった。その後、園内を一周していたら、別の場所でもカピバラが放し飼いにされていて、背中を撫でたりして直接触れ合うことが出来た。

12月27日 休養
12月28日 LSD39キロ

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2014/12/26

N響第九演奏会

月曜夜はNHK交響楽団の第九演奏会を聴いた。第九をナマで聴くのは何年ぶりだろう。山手線を原宿で下りてNHKホールに向かおうとしたら、手前の代々木体育館で安室奈美恵のコンサートが行われていて、駅からの道が大勢の人で溢れ返っていた。

今年の指揮はフランスの新進気鋭フランソワ・グザヴィエ・ロト、独唱は安藤赴美子(S)、山下牧子(A)、福井敬(T)、甲斐栄次郎(Br)、合唱は国立音楽大学、当夜のコンサートマスターは「まろ」こと篠崎史紀である。

演奏は基本的にヴィブラートを排したピリオド奏法で、使用楽譜はベーレンライターの新版と思われる。第1楽章81小節、フルートとオーボエの2音目(八分音符)が、従来版のBではなく、三度高いDになっていたので分かった。詳細はこちら

全体に速めのテンポで、大変キビキビとした演奏である。もしかすると初演当時の演奏はこれに近かったのではないかという気がした。第3楽章アダージョの清澄で透明な響きは特筆すべきで、特に123、124小節の付点二分音符による何でもないパッセージが、途轍もなく深淵な音楽に聞こえたのには驚いた。

ところで、演奏が終わるや否や飛び出す「ブラボー」の野蛮な声は何とかならないものか。残響が消えていく瞬間も音楽の大事な一部なのだ。また、左前方には指揮マネをするオヤジがいて、視界から完全に締め出すことが出来ず閉口した。お隣のカップルは「『こくりつおんだい』って、どこにあるの?」なんて喋ってるし。(笑)

なお、当夜の演奏はFMで生中継され、大晦日にはEテレで放送される予定である。

12月24日 ジョグ10キロ
12月25日 休養
12月26日 ジョグ10キロ

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2014/12/24

お台場ランと辰巳の森

月曜日は家内とお台場ランに出かけた。今回は月曜の日中しか走る時間が取れなかったが、場所はいつもの皇居ではなく、東京ビッグサイト付近からお台場まで往復5キロのコースである。国際展示場正門駅近くの「ジョグポート有明」で着替えてスタート。

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コースは結構アップダウンがあり、海からの強い西風が容赦なく吹きつける。台場駅の近くでは何かのイベントをやっていて、食べ物の屋台がいくつも並んでいる中を走り抜ける。自由の女神像が見える辺りで折り返す。家内は1周で終了して着替えと化粧直しをしている間に、自分はもう1周、少しペースを上げて走る。

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その後、都営バスに乗って辰巳の森緑道公園に行ってみた。ドラマ「HERO」のオープニングで城西支部の面々が颯爽と歩く姿が撮影された場所である。公園に一歩足を踏み入れた瞬間、あの「ジャジャッ、ジャジャーン」というテーマ音楽が頭の中で流れた。(笑)

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北川景子がアップで映っている場所を特定することが出来た。冬なので少し景色は違うが、手前の桜の木の枝ぶりや、後ろのひょろっとした木、背景のビルで分かる。

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ここに彼女が立って、こちらに視線を送るとこんな感じ。

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一瞬、なりきり写真を撮ろうとしたが、さすがに思いとどまった。(笑)

12月22日 ジョグ10キロ
12月23日 休養

 

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2014/12/22

北川ファミリーミーティング

一昨日から東京に来ている。息子のアパートに3泊4日の予定。目的のひとつはこれ。東京国際フォーラムで開催された北川景子のファンイベント「北川ファミリーミーティング」である。昨年までは考えもしなかった行動に出ている自分に驚く。

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撮影が許された開演前の場内の様子。参加者は男女半々ぐらいか。女性は若い人が多いが、男性は私のような年配者も多いのでホッとする。新幹線や飛行機を利用して遠方から参加した人も多い。奈良からクルマで駆け付けた我々夫婦もそうだが。(笑)

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座席は中ほどより後ろで、肉眼でははっきり見えなかったが、常時大型スクリーンに映し出される上に、本人が気軽に場内のあちこちを歩き回って会場からの質問に答える形式だったので、一時は至近距離で見ることが出来た。

カレンダー等のグッズ購入者には退場時、一人一人と握手してお見送りをしてくれた。ごく短時間だったが、「澪つくし(の続篇)、期待してます」と言ったら、満面の笑みで「ありがとうございます!」と言ってくれた。北川景子の手は意外にも(笑)温かく、そして柔らかかった。

終了後は息子と合流して、暮れ始めた丸ノ内を散策し、夕食に繰り出した。一帯はイルミネーションが眩いばかりで、大勢の人でごった返している。ただ、LEDの光というのは確かに美しいものの、どこか冷たい感じがして好きになれない。真空管とトランジスタ、LPとCDみたいなものか。単に自分の感覚が古いだけなのかも。(苦笑)

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12月18日    休養
12月19日    ジョグ10キロ
12月20、21日 休養

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2014/12/17

『グランド・ブタペスト・ホテル』

Gb2014年独英。アマゾンの紹介文。

美しい山々を背に優雅に佇む、ヨーロッパ最高峰と謳われたグランド・ブダペスト・ホテル。その宿泊客のお目当ては"伝説のコンシェルジュ"グスタブ・Hだ。彼の究極のおもてなしは高齢マダムの夜のお相手までこなす徹底したプロの仕事ぶり。
ある日、彼の長年のお得意様、マダムDが殺される事件が発生し、遺言で高価な絵画がグスタブに贈られたことから容疑者として追われることに。愛弟子のベルボーイ・ゼロの協力のもとコンシェルジュの秘密結社のネットワークを駆使してヨーロッパ大陸を逃避行しながら真犯人を探すグスタヴ。殺人事件の真相は解明できるのか!?(引用終わり)

豪華なホテルを主な舞台に、美しいインテリアや衣装が次々に登場する。その中で、殺人事件あり、サスペンスあり、ホラーあり、ロマンスありと、映画のいろんな要素をてんこ盛りにした、何とも贅沢な作りだ。その点では『シャレード』にも通じるものがある。

冒頭、このピンク色のホテルが現れた瞬間から、独特の映像世界に引き込まれてしまう。殺人犯に擬せられた主人公の逃亡劇という内容にもかかわらず、登場人物たちのセリフや動きはどこかコミカルで、ヨーロッパらしい大人のユーモアが感じられる。画面を左から右へ、また右から左へ、複数の人物が一列になって移動する場面が何度かあるが、その動きはどことなく微笑ましい。

しかし、内容的にはかなり深いものがあり、東欧にあったという架空の「ズブロフカ共和国」が、ナチス・ドイツと思われる勢力の軍事介入を受け滅亡する物語が下敷きになっている。エンドロールの最初に、「シュテファン・ツヴァイクの著作に触発された」とあり、オーストリア=ハンガリー帝国出身のユダヤ人思想家の影響を受けているのである。

12月15、16日 休養
12月17日    ジョグ10キロ

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2014/12/14

『ロッキー』

Rocky_2死ぬまでに一度は観ておきたい名画シリーズ(笑)。1976年米。アマゾンの紹介文。

フィラデルフィアのしがない4回戦ボクサー、ロッキーに突然チャンスがやってくる。世界ヘビー級チャンピオンのアポロが人気取りのため、格下の相手と戦うことを宣言したからだ。かくして、薄汚れた下町の中、ロッキーのトレーニングが始まった……。(引用終わり)

決して単純なハッピーエンドではないが、シンプルなストーリー。一癖二癖ありながら、根は心優しい登場人物たち。多くの人の共感を勝ち得て、当時流行っていたアメリカン・ニューシネマのアンチ・ヒロイズムに終止符を打った名作というのも頷ける。

それまで全く無名だったスタローンが自ら脚本を書き、自身が主演することを条件に、格安の予算で作られた映画だったということを初めて知った。そのため製作スタッフが極端に少なく、エンドロールもあっという間に終わってしまう。『スター・ウォーズⅣ』もそうだが、低予算ではあっても作り手の情熱が込められた作品は、やはり感動を呼び、後世に残るものなのだ。

12月11日 休養
12月12日 ジョグ10キロ
12月13日 休養
12月14日 LSD20キロ

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2014/12/10

ドラマ『鹿男あをによし』

Awoniyoshi_22008年フジテレビ系。ツタヤの紹介文。

万城目学のファンタジックな同名ユーモア小説を玉木宏主演でドラマ化。古代から連綿と伝わる儀式の使者に選ばれてしまった平凡な教師の奮闘を描く。共演は綾瀬はるか、多部未華子、児玉清ほか。大学に居づらくなった小川孝信は、奈良にある女子校の講師でほとぼりを冷ますことにした。しかし堀田イトという学生との関係が悪化。夜も眠れなくなって奈良公園を散歩していると、そこへ鹿がやってきて言った。『さぁ、神無月だ。出番だよ、先生』と…。(引用終わり)

同僚の「藤原先生」が女性教師になっているなど、原作を少し変えた部分はあるものの、ほぼ忠実にドラマ化している。音声解説に登場した万城目氏も、原作には何の記述もない大和杯の「サンカク」のデザインが、ほぼ本人のイメージどおりだったので驚いたと語っている。

視聴率はさほど伸びなかったようだが、なかなか良く出来たドラマだと思う。主な舞台が奈良であるのに誰ひとり関西弁を喋っていない(佐々木蔵之介やキムラ緑子もいるのに)のは不自然と言えるけれども、中途半端な関西弁を使われるよりは、かえっていいかもしれない。

玉木宏は、ドジだけど真直ぐでひたむきな青年教師という、『のだめカンタービレ』の「オレ様指揮者」とは対照的な役どころを好演している。あのハンサムな顔(特に立派な鼻)が、段々と鹿のそれに見えてくるのがおかしかった。(笑)

12月 8日 ジョグ10キロ
12月 9日 休養
12月10日 ジョグ10キロ

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2014/12/07

『テルマエ・ロマエⅡ』

Thermae抱腹絶倒のSF(すごい風呂・笑)超大作第二弾。アマゾンの紹介文。

斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで一躍人気者になった古代ローマの浴場設計技師ルシウス(阿部寛)。しかしコロッセオにグラディエイターを癒すテルマエ建設を命じられ、またまたアイディアに悩みまくり、再び現代日本へタイムスリップしてしまう(風呂限定)。
そこで風呂専門雑誌のライターに転向していた真実(上戸彩)ら「平たい顔族(=日本人)」との再会も束の間、平和推進派のハドリアヌス帝と武力行使派の元老院の対立に巻き込まれていく。果たしてルシウスは、日本の風呂文化によって、ローマ帝国を二分する危機を救うことが出来るのか―! ?(引用終わり)

前作とほぼ同様の構成で、前半はルシウスが日本の風呂文化をローマに持ち帰り成功を収めるエピソードがいくつか続き、後半はルシウスが建設したテルマエがローマ史の転換点で重要な役割を果たす物語が展開する。ただ後半については、前作の方がその内容の途方もなさも含めて、よりスケールが大きかった気がするが。

「濃い顔」の阿部寛の演技は今回も絶好調である。本人が大真面目にやればやるほどおかしみが増すあたり、もう至芸としか言いようがない。共演陣も多彩だが、相撲部屋の力士たちや、浪越徳治郎ならぬ徳三郎も、ただ登場するだけでなく、終盤の展開に絡んでくる伏線となっているのが面白かった。

12月5日 休養
12月6日 ジョグ10キロ
12月7日 休養

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2014/12/04

タイム・トラベル

親類の葬儀のため1泊2日で高松に行ってきた。高速道路網の整備で随分早く行けるようになったが、たとえ時間的な距離は短縮されても、何年も会っていなかった人々と再会し、別の時間・空間の中で暮らしている親類たちと過ごしたひと時は、さながらタイム・トラベルのようだった。

それはさておき、昨日の午前中時間が空いたので、泊めてもらった母の実家近くにある由良山(標高120.3M)に登ってみた。遠方からの山全体の写真を撮り忘れてしまったが、皇居にも使用されたという良質な石材が採掘された山で、そのため山頂付近から半分ほどえぐり取られたような特異な形状をしている。採掘場跡は断崖絶壁と池になっている。

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山頂からの風景。正面に屋根の形をした「屋島」が見える。

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山頂付近には防空壕の跡がある。山に登ってここまで辿り着くのは大変だったろう。

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麓の神社参道脇に古い道標を発見。「當山四國道」とあるが意味はよく分からない。お遍路と何か関係があるのだろうか。左側面に「安政五年戊午十一月三日建之」の銘がある。幼少時から何度も来ている場所であるが、当然これまでその存在に全く気づいていなかった。

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12月1~3日 休養
12月4日    ジョグ10キロ

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