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2014/08/07

『ヒートアイランド』

Heatisland城田優、木村了、北川景子他。allcinemaの紹介文。

アキ率いる6人組の若者グループ“ギルティ”。渋谷を仕切る彼らは、毎週木曜日にブラピの「ファイト・クラブ」よろしくファイトパーティーなるものを開催して金を稼いでいた。そんなある日、メンバーの2人がもめ事を起こした上に怪しげなボストンバッグを盗んできてしまう。案の定、中には数え切れないほどの札束が入っていた。それは、プロの強盗団が、関西ヤクザの経営するカジノから強奪した金だった。こうして、いつの間にか裏社会で繰り広げられるバッグ争奪戦に巻き込まれてしまったアキたちだったが…。(引用終わり)

8月5、6日 ジョグ10キロ
8月7日   休養

ジャケット写真や冒頭の「ファイトパーティ」の映像から、バイオレンス系の映画かと思ったが、実は「群像サスペンス・コメディ」だった。途中で止めないで良かった。(笑)

約3千万円の入ったバッグを巡る、「ギルティ」の6人組、強盗団、関西と東京の2つの暴力団、それにブラジルマフィアまで加わった5つ巴(?)の争奪戦がテンポ良く展開する。手に汗握るサスペンスの所々に「ツッコミ」が入り、思わずクスッとさせられる。笑いの本質は「緊張と緩和」という故枝雀師匠の理論どおりだなと感心した。

主人公アキ(城田優)と強盗団のリーダー柿沢(伊原剛志)の頭脳対決がとても格好良く、ハードボイルドとしてもなかなか良い出来栄えだ。冒頭の伏線を見事に生かしたラストシーンも決まっている。「汚いカネ」が標的とは言え、思わずこの強盗団を応援してしまいたくなった。

北川景子演じる「ギルティ」の紅一点ナオは、『パラダイス・キス』の紫同様、ファッションモデルという設定だが、ただ綺麗で可愛いというだけの役柄で、その演技を云々できるほどの場面がなかったのは残念だ。

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