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2014/07/31

『そのときは彼によろしく』

Sonotokiwa_2長澤まさみ、山田孝之、塚本高史他。原作は『いま、会いにゆきます』の市川拓司による同名小説というから大体内容は想像がつく。allcinemaの紹介文

幼い時からの夢を叶え、アクアプランツ(水草)を扱う小さな店“トラッシュ”をオープンさせた青年・遠山智史。そんな彼の店にある日突然、トップモデルの森川鈴音が姿を現わす。違和感を抱きつつ彼女を雇い始めた智史は、しばらくしてようやく彼女が幼き日の親友・滝川花梨であることに気づくのだった。遅まきながら再会を喜び合う智史と花梨。そして2人は、13年前に秘密基地をつくって一緒に遊んだもう1人の親友・五十嵐佑司の行方を捜し始める。しかし、そんな花梨にはある悲しい秘密があったのだが…。(引用終わり)

7月28日 ジョグ10キロ
7月29日 休養
7月30日 ジョグ10キロ
7月31日 休養
月間走行 220キロ

あまりネタバレはないけれども…

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2014/07/28

『13階段』

13_2高野和明のデビュー作。江戸川乱歩賞受賞。版元の紹介文。

犯行時刻の記憶を失った死刑囚。その冤罪を晴らすべく、刑務官・南郷は、前科を背負った青年・三上と共に調査を始める。だが手掛かりは、死刑囚の脳裏に甦った「階段」の記憶のみ。処刑までに残された時間はわずかしかない。2人は、無実の男の命を救うことができるのか。江戸川乱歩賞史上に燦然と輝く傑作長編。(引用終わり)

7月22、23日 ジョグ10キロ
7月24日    休養
7月25日    ジョグ10キロ
7月26日    休養
7月27日    ジョグ10キロ

あまりネタバレはないけれども…

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2014/07/22

『間宮兄弟』

Mamiya_2佐々木蔵之介、塚地武雅、常盤貴子、沢尻エリカ、北川景子他。アマゾンの紹介文。

間宮明信(佐々木蔵之介)と徹信(塚地武雅)は仲のいい兄弟。それぞれ立派な社会人だが、趣味、価値観、モテなさ加減も一緒のふたりは、仕事以外、ほとんど行動をともにしている。ある日、カレーパーティを企画したふたりは、それぞれちょっと気になる女性を招待する。一方、明信は会社の先輩の離婚に協力を求められ困惑。兄弟ふたりの平和な生活に変化が訪れる…。(引用終わり)

公式サイトの「ストーリー」がかなりの長文で、大長篇文芸映画かと思いきや、ストーリーそのものよりは、その時その時の兄弟の喜怒哀楽であったり、一見どうでもいいようなディテールの積み重ねにこそ意味がある映画だ。

作り物のドラマに対する「アンチドラマ」とでも言うべきか。何でもない日常を切り取り、淡々と描く究極のリアリズム。現実にこんな仲の良い兄弟がいるとは思えないが、少なくとも映画を観終えるまでは彼らと共に寝起きし、同じ空気を吸っているような感覚を味わえる。

塚地武雅は『ハンサム★スーツ』でもそうだったが、どこにでもいそうなモテない男の日常をリアルに演じていて、この作品で新人賞を4つも取ったそうである。また、本作が映画デビューとなった(はずである)北川景子は、公開時まだ19歳でとても初々しい。太腿も露わに昼寝しているシーンがあるけれども、全くいやらしく見えないところが不思議だ。(笑)

7月18日    休養
7月19、20日 ジョグ10キロ
7月21日    休養

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2014/07/17

『ハンサム★スーツ』

Handsome塚地武雅、谷原章介、北川景子ほか。アマゾンの紹介文。

大木琢郎(塚地武雅)は母親の遺した定食屋“こころ屋”を経営する心優しいブサイク男。美人アルバイトの寛子ちゃん(北川景子)に恋するが、あっさり振られてしまう。ところがある日、琢郎は着るだけでハンサムになれるスーツを手に入れ、目の覚めるようなスーパーハンサム光山杏仁(谷原章介)に大変身! これで寛子ちゃんにも好かれるはず、だったが……
寛子ちゃんとの恋の行方はいかに?!  杏仁となった琢郎の驚きのハンサムライフが始まる!(引用終わり)

7月15日 ジョグ10キロ
7月16日 休養
7月17日 LSD20キロ

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2014/07/14

『K・Nの悲劇』

2117131_4高野和明著。版元の紹介文。

若くして成功した夫との新しい生活。だが予期せぬ妊娠に中絶という答を出した時から、夏樹果波の心に異変が起こり始める。自分の中に棲みついた別の女―
精神の病か、それとも死霊の憑依なのか。治療を開始した夫と精神科医の前には想像を絶する事態が待ち受けていた。乱歩賞作家が描く、愛と戦慄の物語。(引用終わり)

7月12日 ジョグ10キロ
7月13日 休養
7月14日 ジョグ10キロ

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2014/07/11

『ジャッジ!』

Jujdge_2妻夫木聡、北川景子他。アマゾンの紹介文。

広告代理店・現通で働く太田喜一郎(妻夫木聡)は、情熱は人一倍、でも腕はイマイチという落ちこぼれクリエイター。お人好しな性格が災いし、いつも身勝手な上司・大滝一郎(豊川悦司)の尻ぬぐいをさせられてばかり。ある日、太田は大滝から、サンタモニカ広告祭の審査員役を押し付けられる。毎夜開かれるパーティーにパートナーの同伴が必要と知った太田に頼まれ、仕事はできるが、ギャンブル好きの同僚・大田ひかり(北川景子)もイヤイヤながら“偽の奧さん"役として広告祭に同行することになった。大滝の指示で、窓際社員の鏡さん(リリー・フランキー)のもと審査員としての怪しげな特訓を受ける太田。しかし、教わったのは英語のフレーズをいくつかと、“ペン回し"のやり方、大量のオタクグッズだけだった・・・
華やかに審査会が開幕する中、太田は「ちくわのCMを入賞させられなければ会社をクビ! !」という驚愕の事実を言い渡される。それは、クライアント都合で勝手に作られた「つまらなくて死ぬかと思った」と酷評された代物だった。クセ者揃いの審査員たちが、自作の得点を少しでも上げようと躍起になって駆け引きを繰り広げる中、日本から来たライバル代理店のエリート社員・木沢はるか(鈴木京香)も参戦。太田はこの審査会を乗り切ることができるのか!? 人生最大の審査(ジャッジ)が始まる! (引用終わり)

今時ちょっと気恥ずかしいぐらい直球な勧善懲悪のストーリーといい、漫画チックなぐらい分かりやすいキャラクター設定といい、かつてのホイチョイ・プロの作品と同じテイストを感じさせる作品だ。

ドジだが真直ぐな性格の主人公・喜一郎を妻夫木聡が好演。少し前に『悪人』を観た時の印象が強かったが、こういうコメディも何ら違和感なく演じられるのに驚いた。一方のひかり役はある種パターン化されたキャラで、誰が演じても大差ないような役どころに思える。まとまった形では初めて聞いた北川景子の英語は結構サマになっていたが、その点も含めて、ひかりを演じられる女優は何人もいそうだ。

2人が出発する空港ロビーでちくわのCMを見て卒倒する老人がいて、見事な倒れっぷりに感心していたら、何と斬られ役の超ベテラン福本清三がこの場面だけに登場しているのだ。居酒屋のおっちゃん役の竹中直人といい、一瞬のギャグのために登場したとしか思えない松本伊代といい、なかなか贅沢な俳優起用だ。手製のぬいぐるみやメガホン、コインといった小道具が伏線となって最後に生きる辺り、実は結構手が込んだ作りになっている。

7月8日    ジョグ10キロ
7月9、10日 休養
7月11日   ジョグ10キロ

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2014/07/07

『ジェノサイド』

Genocide_5高野和明著。2012年の「このミス」第1位作品。公式サイトの紹介文。

急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。

同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが……。

父の遺志を継ぐ大学院生と、一人息子のために戦い続ける傭兵。交わるはずのない二人の人生が交錯する時、驚愕の事実が明らかになる。それは、アメリカの情報機関が察知した、人類絶滅の危機――(引用終わり)

7月4日 ジョグ10キロ
7月5日 休養
7月6日 LSD40キロ
7月7日 休養

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2014/07/03

『パラダイス・キス』

Paradisekiss北川景子、向井理主演。アマゾンの紹介文。

いつもの通学路で、有名進学校に通う女子高生・早坂紫(北川景子)の人生は変わった。ファッション業界を目指す専門学校生から、学園祭のショーのモデルにスカウトされたのだ。最初は「遊んでるヒマなんかない!」と突っぱねるが、受験を前に成績が伸び悩み、自分の生き方に疑問を抱き始めていた紫は、デザイナーを目指す彼らの情熱に心を打たれる。
仲間のなかでも特に異才を放ち、学園一の天才と称えられるジョージ(向井理)の、常軌を逸した行動に振り回されながらも、強く惹かれていく紫。気がつけば彼女は、胸を焦がす恋と一流モデルになる夢に向かって、走り始めていた―――。(引用終わり)

これもいい歳こいたオッサンが観る映画ではない(笑)。何せ原作は少女コミックだ。全篇オシャレな服やアクセサリーがこれでもかと登場し、偶然出会った美男美女が次第に惹かれあって最後には…という、ダサい中年男には他の星のお話のようだ。

しかし、ただ「そういう世界もあるんだ」だけではなくて、どんなものであれ並外れた才能と努力によって創造されたものには、人を感動させ勇気づける力があるということ。それは人の生き方までも変えてしまう可能性があるということ。それがこの映画のテーマなのだろう。

それにしても、山場のファッションショーの場面で、僅か30分前には「ロボット歩き」していた紫が、ちょっと練習したぐらいで本番であれほど堂々と歩けるものだろうか。いや、北川景子は元々モデルだから当然なのだろうけどね。(笑)

7月1、2日 ジョグ10キロ
7月3日   休養

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