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2014/02/28

『奇跡のリンゴ』

Apple_2絶対に不可能と言われていた無農薬リンゴの栽培に成功し、“奇跡のリンゴ”として話題を集めた青森のリンゴ農家の実話を映画化したもの。アマゾンの紹介文。

1975年、青森県弘前。リンゴ農家の木村秋則は、妻・美栄子の身体を心配していた。美栄子は年に十数回も散布する農薬の影響で皮膚がかぶれ、数日寝込むこともあったのだ。そんな妻を想い、秋則は無農薬によるリンゴ栽培を決意する。
しかし、それは“神の領域"といわれるほど“絶対不可能"な栽培方法。数えきれない失敗を重ね、周囲の反対にあい、妻や3人の娘たちも十分な食事にありつけない極貧の生活を強いられる日々。それでも諦めなかった秋則は、11年にわたる想像を絶する苦闘と絶望の果てに常識を覆すある“真実"を発見する―。(引用終わり)

この栽培法をめぐっては種々異論があるようだ。農薬の害もかつてほどではないという。そんな詮索は専門家に任せるしかないが、物語としてはよく出来ているし、オーソドックスな作りの映画は老若男女問わずに楽しめる。主演の阿部サダヲは純真な昭和の青年を熱演、美栄子役の菅野美穂は貧乏や年齢とまるっきり無関係に(笑)明るく可憐だ。美栄子の父を演じた山﨑努はさすがの貫録だった。

2月25日    ジョグ10キロ
2月26日    ジョグ6キロ
2月27、28日 休養
月間走行    218キロ

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2014/02/24

久々の歯科

140224_181501_2このところ足が遠のいていた歯科を久々に受診した。右下の犬歯の根っこの辺りが時折ズキズキ痛む。これは何年かぶりの抜歯も覚悟しないといけないと思いながら近所のN歯科に向かった。ここはいつ行ってもあまり待たされず、○屋工務店並みに(笑)仕事が早いのが有難い。

レントゲンを撮り、周囲の歯を打診するなどした結果、歯茎が細菌感染による炎症を起こしているとの診断で、薬剤を塗った上で内服薬を処方された。「バレオン」と「ソレトン」という名前の錠剤で、前者は抗菌剤、後者は消炎剤とのことである。

歯の治療と言えば削ったり埋めたりするものだとばかり思っていたので、薬だけで治る症状もあるのかと少し意外に感じた。そう言えば、私の前の患者さんも何かの薬を処方されていた。最近(笑)、流行っているのだろうか。

2月19日    ジョグ10キロ
2月20日    休養
2月21日    ジョグ10キロ
2月22日    休養
2月23、24日 ジョグ10キロ

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2014/02/18

エフゲニー

「皇帝」と称されたロシアのフィギュアスケーター、エフゲニー・プルシェンコがソチ五輪で試合直前に棄権し、そのまま引退を表明したニュースには驚かされた。その引き際の見事さもさることながら、優勝したライバルの羽生結弦に対して「僕のアイドル! よくやった! 天才だ」とツイートしたそうで、その潔さと度量の大きさに感銘を受けた。

ところで、この.「エフゲニー」という名前に関してちょっとした発見があった。ロシア語では Евгений と書くそうだが(見ても読めないが・笑)、英語では Evgeni となる。古典ギリシャ語のエヴゲニオスευγένιος (これも読めない)に由来し、英語では Eugene(ユージン)、独語では Eugen(オイゲン)となる。

してみると、いずれも有名な指揮者であるエフゲニー・ムラヴィンスキー、ユージン・オーマンディ、オイゲン・ヨッフムは、皆ファーストネームが同じというわけである。カタカナではとてもそう思えないが、アルファベットで見るとなるほどと頷ける。

同じハンガリー出身の音楽家なのに、主に活躍した国の違いでジョージ(セル)になったり、ゲオルク(ショルティ)になったり、ジョルジュ(シフラ)になったりするのも面白い。アルファベットでは同じなのにちゃんと訳し分けるところは、いかにも日本的だなあと思うのである。

2月16~18日 ジョグ10キロ

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2014/02/15

バレンタイン寒波

奈良では何年かぶりの大雪になり、自宅前もご覧のような有様となった。毎年冬場はスタッドレスを装着しているので車での外出に支障はないが、ランニングはとても出来る状態ではない。雪国のランナーにはお叱りを受けるかもしれないが。

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勤めを辞めて生保外交員からも貰えなくなったのを察してか、娘からプレゼント。これもいつまで続くやら。(苦笑)

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2月13日    ジョグ10キロ
2月14、15日 休養(雪のため)

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2014/02/12

交響曲第1番HIROSHIMA

佐村河内守作曲とされたタイトルの楽曲を一度聴いてみようと思ったけれども、CDは既に絶版となり、近所の図書館やレンタルビデオ店を覗いても見当たらない。発売元の要請か館(店)側の判断で撤去したのだろう。

辛うじて、YouTube で第3楽章のみ聴くことが出来た。秋山和慶指揮広島交響楽団の演奏とあるが、客席の雑音が大きいことから海賊版と思われ、録音状態はあまり良くない。そういう条件での感想であることをお断りしておく。

約23分もある長大な楽章だが、ひとことで言えば「劇伴の寄せ集め」みたいな音楽である。劇伴とは映画やドラマで使われる音楽のことである。いわゆる「現代音楽」の作品では全くない。後期ロマン派のマーラーやブルックナー、さらにショスタコーヴィチといった作曲家の影響が随所に窺えるものの、彼らを参考に作曲法、管弦楽法を勉強して作った習作の範疇を出ない。

ただ、そういうものとして聴けば、各種打楽器を含む大編成のオケをよく鳴らした音楽は迫力があり、美しいメロディが盛り上がっていく箇所もあるが、それらが「交響曲」として緊密に構成されているとは思えず、その場その場の刹那的な音響を継ぎはぎしただけにしか聞こえない。適当にカットして映画のBGMに使う方が映えるのではないか。

ところで、指揮者やオーケストラは何を思いながらこの曲を演奏したのだろう。そして、今の騒動をどう感じているのだろう。是非とも聞いてみたいものだ。

2月10日 休養
2月11日 LSD42キロ
2月12日 休養

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2014/02/09

電子書籍を初体験

何を今更と言われるかもしれないが、いつまで経ってもパソコン、インターネットの初級者にとって初めての体験だったのだ。そもそも大抵の本は図書館で借りて(または買ってもらって・笑)済ませるし、ほぼ終日家に居るのでスマホもタブレットも全く必要を感じない。今使っているガラケーですら、いつか解約しようと思っているぐらいだ。

それでも電子書籍なるものを購入することになったのは、これを読んでみたかったからだ。

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既に「本物ではない」と分かってしまった例の偽作曲家について書かれたものだが、これが発行(配信というべきか)されたのが昨年12月20日、初出は『新潮45』同年11月号だったというから驚きである。一読して、今回の騒動を予見したようなその内容にもう一度驚いた。

大々的な新聞広告でその名前ぐらいは知っていたが(「さむら・かわちのかみ」と思っていた人もいたが・笑)、いかにも誰かが仕組んで流行らせているようなので見向きもしなかった。しかし、こうなるとそのHIROSHIMA交響曲とやらを一度聴いてみたくなる。もう救いようのない天邪鬼なのである。(笑)

ひょんなことから初体験した電子書籍であるが、BookLive! というサイトで無料のソフトウェア(最近はアプリと言うらしい)をダウンロードして、欲しい本をカードで購入すればすぐに配信され読むことが出来る。ページめくりも意外に使用感が良く、また栞やメモをつけたり、本文検索など電子媒体ならではの機能も便利そうだ。案ずるより何とかで、そのうち紙の文庫本より電子書籍を選ぶことになるかもしれない。

2月9日 ジョグ10キロ

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2014/02/08

古いパソコン等を処分

先日買替えて役目を終えたXPのパソコンその他を処分した。パソコンはもう1台、息子が使っていた小型のデスクトップも含めて、メーカーのリサイクル対象なので、送られてきた伝票を張って郵便局に持ち込むだけでOKである。

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一方、液晶ディスプレーは使わなくなったオーディオ製品数点と併せて、近所のハードオフに持ち込んだ。先日FMチューナーを買った店で、今度は「捨てる神」というわけである。きちんと動作するか確認するためだろう、査定に少々時間がかかった。

液晶ディスプレーはそれこそ二束三文にしかならなかったが、ソニーの古いMDデッキが意外にいい値段で売れた。新品同然の同社のWカセットデッキよりも、である。査定の間に店内在庫を検分したところ、液晶ディスプレーは山ほどあるのに対し、MDデッキは1台もなかったから、それなりに貴重な存在なのだろう。

近いうちにまた店に行って、今度はいくらで売られているのか見てみたい。ああ、悪趣味だこと。(笑)

2月5~7日 ジョグ10キロ
2月8日    休養

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2014/02/05

『花のあと』

41prhk5zqil__sl500_aa300_藤沢周平原作の映画は『たそがれ清兵衛』『武士の一分』以来である。アマゾンの紹介文。

藩の要職を務める寺井家の一人娘として生まれ、幼い頃から父に剣の手ほどきを受けてきた以登(いと)。下級武士の三男だが、藩内随一の剣士と噂される江口孫四郎(まごしろう)。初めて出逢った満開の桜の下で、二人は試合を約束する。
数日後、竹刀を合わせた瞬間、以登の胸は熱く震えた。女の剣と侮ることも、その家柄に阿ることもなく、まっすぐに自分の剣と向き合ってくれた孫四郎。それは以登にとって生涯ただ一度の、しかし決して叶うことのない恋だった。
以登にはすでに決められた相手があり、孫四郎もまた、上士の家の婿となる日が迫っていた。自らの運命を静かに受け入れ、想いを断ち切る以登。やがて遠く江戸から届いた、孫四郎自害の報……。
激しい動揺を抑え、以登は婚約者・片桐才助(さいすけ)の力を借りて、その真相を探る。孫四郎の死の陰に、藩の重鎮・藤井勘解由(かげゆ)の陰謀が潜んでいることを突き止める二人。そして、以登はあの日以来遠ざけていた剣を手に、静かに立ち上がる――。(引用終わり)

何よりも主演の北川景子の凛とした美しさに惹きつけられた。所作や剣術も素人目には全く違和感がない。惜しむらくは、セリフにもう少し情感が籠っていれば言うことはないが、男以上に男前!な役柄ゆえなのかもしれない。

原作の筋をほぼ忠実に追いながら、映画らしい演出を巧みに追加した脚本はよく出来ている。奥州のどこかにあるらしい架空の海坂(うなさか)藩の四季折々の情景も美しく、決して多くないセリフのひとつひとつが心に沁みる、静謐な映画である。

がさつなようで意外に器の大きい才助役の甲本雅裕、厳しくも陰では温かい目で娘を見守る父・甚左衛門役の國村隼、陰険な手段で孫四郎を陥れる勘解由役の市川亀治郎(現猿之助)ら、脇役陣も素晴らしい。

既に老婆となった以登が孫たちに昔話を聞かせるという設定になっていて、藤村志保のナレーションがまた味がある。大河ドラマでもナレーションを担当していたが、さすがに声に歳が隠せないと感じていたら、骨折で降板してしまったとか。

2月2日 ジョグ10キロ
2月3日 休養
2月4日 ジョグ10キロ

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2014/02/02

『刑事の絆』

51td7gdg2ul__sl500_aa300_堂場瞬一著。文春文庫の「アナザーフェイス」シリーズ『凍る炎』の続篇だが、こちらはハルキ文庫の「警視庁追跡捜査係」シリーズということで、出版社を跨った2つのシリーズのコラボ作品である。カバーの紹介文。

捜査一課・追跡捜査係の沖田大輝とかつて強行犯係で同僚だった、刑事総務課・大友鉄が最大の危機に見舞われた。ベンチャー企業が開発した、次世代エネルギー資源を巡る国際規模の策謀に巻き込まれたのである。仲間の身を案じた沖田は、追跡捜査係に協力依頼がないにもかかわらず、同係の西川と共に大友が手がけてきた事件を洗い始める。解決されたはずの事件の闇に名コンビが迫る! 「アナザーフェイス」シリーズと異例のコラボレーションで魅せる、大好評書き下ろし警察小説。(引用終わり)

『凍る炎』の最後で大友鉄が何者かに狙撃されたところから、本書のストーリーが展開する。警察は「自分たちは体を張って社会の治安を守っている」という意識がとても強く、身内、つまり警察官を死傷させる犯罪には組織の総力を挙げて、文字通り死力を尽くして犯人検挙に邁進する。

本書では追跡捜査係の西川・沖田コンビはもちろん、まるで警視庁全体が大友の敵(かたき)を討つという目的に向かって団結したかのようだ。大友の人徳ということもあるだろうが、そうした組織の一体感こそが原動力になったのであろう。最後のところで西川がこんなセリフを口にする。

…今時流行らないかもしれないけど、俺は嫌いじゃない。そういう一体感を感じられる瞬間があるから、刑事をやっているようなものだ。(422頁)

大友狙撃事件の真相は大体予想出来るとおりの結末を迎えるが、『凍る炎』同様、緊迫感溢れる犯人追跡シーンも盛り込まれ、これ1冊でも十分楽しめる作品になっている。

1月31日 ジョグ10キロ
月間走行 292キロ
2月 1日 LSD20キロ

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