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2013/12/15

映画『県庁おもてなし課』

51yeeenuejl__sl500_aa300_以前読んだ有川浩原作の同名小説の映画版。アマゾンの紹介文。

全国が観光ブームに沸く中、高知県庁は観光促進を目的に「おもてなし課」という新部署を設立した。
・・・が、やる気はあるが空回りする若き職員・掛水(錦戸亮)をはじめとするメンバーたちは、何から始めていいのかわからず戸惑うばかり。 そんな様子を、地元出身の人気作家・吉門(高良健吾)から“スピード感のないお役所気質"だと強烈にダメ出しされる。
掛水は、指摘された“柔軟な民間感覚"を補うべく、優秀なアルバイト・多紀(堀北真希)を他部署からスカウト。 二人は吉門のいう、かつて独創的な観光プランを提唱しながらも県庁を追われた伝説の元職員・清遠(船越英一 郎)の力を借りるべく、彼を訪ねる。 しかし、父親を追いやった県庁を憎む、清遠の娘・佐和(関めぐみ)に追い返されてしまう・・・。
二人は数々の壁を乗り越え、ふるさとでの本当の「おもてなし」を見つけ出すことが出来るのか? 掛水と多紀、すれ違ってばかりの恋の行方は??? 高知に戻ってきた吉門の秘めた想いとは???
今、ふるさとから日本を元気にするためのビッグプロジェクトが動き出す!!(引用終わり)

ほぼ原作に忠実に作られ、本物の高知県庁の中に「おもてなし課」のセットを組み、また現地ロケによるパラグライダーや日曜市の様子もよく撮れている。ただ、原作では「おもてなし」の中身についてもっと色々なアイデアが書かれていたと思うのだが、映画ではそれよりも掛水と明神(多紀)の微妙なラブストーリーの方に焦点が合わされている感じである。

最後の方で吉門の計らいで掛水がTV番組に生出演するシーンがある。確か原作にはなかったように思うが、これがいかにも作り物っぽくて、最後に掛水が「○○○○○!」と叫んだところで、私は椅子からずり落ちてしまった。

錦戸亮は、やる気はあるがちょっとKYな青年職員を好演しているが、風貌や雰囲気があまりにも都会的で少し違和感があった。堀北真希演じるアルバイト職員は、とても優秀な上によく気が利き、こんな女性とペアで仕事できればさぞ幸せだろうと思う。ただ、この女優、容姿も声も本当に美しいのに、どこか薄幸の匂いがするのはなぜだろう。

12月12~14日 休養
12月15日     ジョグ10キロ

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