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2013/10/24

『神去なあなあ夜話』

51tpb78xl__sl500_aa300__2三浦しをん著。『神去なあなあ日常』の続篇である。版元紹介文。

100年先を見据えて作業をしている、神去村の林業の現場。そこへ放り込まれた平野勇気も、村で暮らして1年が過ぎ、20歳になった。山仕事にも慣れ、憧れの直紀さんとドライブに出かけたりもするようになったけれど……。
お仕事小説の名手が描く林業エンタメ第二弾! 秘密がいっぱいの神去村へ、ようこそ!(引用終わり)

前作とは少し趣を異にし、ひとつの大きなストーリーというより、いくつかのエピソードを集めた作品である。「夜話」というだけあって、「あだると」な話も登場したりするが(笑)、クリスマスにまつわる微笑ましい話に癒されもする。

勇気君と直紀さんがその後どうなっていくのか、気になって仕方なく、更なる続篇に期待したいところである。

ところで、先日の伊勢参りの道中に宿泊した三重県美杉村は、「神去村」のモデルとなったところで、前作冒頭で勇気君が到着した駅は伊勢奥津駅である。三浦氏のお父さんが美杉村の出身らしい。泊まった民宿の部屋に三浦氏の色紙が置いてあった。

10月22日 ジョグ10キロ
10月23日 休養
10月24日 ジョグ10キロ

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