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2013/08/07

『かもめ食堂』

61un2swjmcl__sl500_aa300_群ようこの同名の原作をオール・フィンランドロケで映画化したもの。荻上直子監督。アマゾンの紹介文。

フィンランドのヘルシンキで日本食堂を経営しているサチエは、図書館で知り合ったミドリを食堂のスタッフに迎える。お客は、日本アニメおたくの青年しかいない店にボチボチ人が集まるように。悩みをかかえたフィンランド人、荷物が出てこなくなって困っている日本人など、個性的なお客さんたちが、かもめ食堂に集まり、サチエたちの温かな心がこもった料理でなごやかな気持ちになっていく。
   れっきとした日本映画だが、オールフィンランドロケで、現地スタッフや役者も参加して作り上げた日本とフィンランドのコラボ映画。あせらずマイペースなサチエに小林聡美がピッタリ。また「かもめ食堂」の北欧風のインテリア、シナモンロールやおにぎりなどのお料理もおいしそうで、ビジュアルも十分に楽しめる。国境を超えた人間関係をオシャレで心温まるヒューマンドラマに仕上げたのは『恋は五七五』でおなじみの荻上直子監督。(引用終わり)

以前、この映画のシーンを再現したようなパンのCMがあって、そこでは小林聡美が作ったカツサンドを大の男たちが黙々と、しかし美味そうに食べていたのが印象的で、機会があれば本篇を観てみたいと思っていた。

どんな事情なのかほとんど伏せられているが、ワケあって遥々ヘルシンキまでやってきた3人の日本人女性たちが切り盛りする「かもめ食堂」が、やがて現地の人々に受け入れられ、ついに満席になるまでの日々が淡々と、優しい目で描かれている。

CMのカツサンドもそうだったが、本篇のおにぎり、焼き鮭、シナモンロール、トンカツなど、どれも本当に美味しそうだ。なるべく空腹時には観ない方がいい映画だ。

途中、ミドリ(片桐はいり)がトナカイなど現地の食材でおにぎりを作ってはとサチエに提案するシーンで、思わず「まめぶはどうした!」とツッコミを入れてしまった。(笑)

ところで、来年夏に北欧旅行を計画している。この映画のロケが行われた食堂がヘルシンキに実在するというので、出来れば行ってみたいと思う。

8月5日   休養
8月6、7日 ジョグ10キロ

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コメント

↑文章はさらっとしか見て?ません。
以前成分献血の時、これ見始めましたが時間切れで途中で
ストップしたままだからです。(^^;
続きをみるのはいつやら???
来年は北欧ですか。悠々自適というのでしょうか、羨ましい限りです。

投稿: くー | 2013/08/07 21:49

くーさん
途中から観ても何ら違和感がないような映画ですが、
お店でレンタルでもして是非最後まで観て下さい。
今日、図書館で原作本を読んでみましたが、
彼女たちのバックグラウンドが分かった以外、
ほとんど映画のとおりだったので感心しました。

投稿: まこてぃん | 2013/08/08 21:28

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